リミット

リミット

733円 (税込)

3pt

「この番組が終わったら死のうと思います」深夜の人気ラジオ番組に一通のメールが届いた。ディレクターの安岡は自殺を止めるよう呼びかけたいと主張するが、周囲は大反対、番組は始まってしまう。ところがパーソナリティのカリスマ芸人・奥田が、突然メールの送信者を挑発、緊張が走り…。番組終了まで二時間。リスナーの命は? 著者渾身のタイムリミット・サスペンス。

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リミット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月21日

    事件は起きないのに、ドキドキしたり、どっちなの?って思ったり、一気読み。
    意外にこう言うのもよかった。

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    Posted by ブクログ 2015年04月02日

    自分も学生の頃良くラジオを聴いていたので、リスナー同士の絆があるという点が共感した。
    勘だけでラジオで取り上げたところは、何かもう一捻り欲しかった。
    切羽詰まった展開が続くので、先へ先へ読みたくなる展開だった。

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    Posted by ブクログ 2014年12月28日

    三谷幸喜さんの「ラジオの時間」を思い起こさせた.限られた時間・環境で最善を尽くす男たちの想い.吉祥寺探偵シリーズの著者しか知らなかったが,他の方の感想の中で,吉祥寺シリーズは彼の本領を発揮できていないというようなコメントを見て,手にとった一冊.なるほど,とても面白い!!吉祥寺シリーズとはまったく違う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月02日

    ラジオの生放送とともに臨場感あふれる展開に一気に読みきった。駆け抜けたといってもいいかも。

    リスナーまでまきこんで自殺しようとする人をくいとめた割には、呆気ない最後に拍子抜け。動機が悲壮感かもしだすけど、もう少し掘り下げて後日談であったり、もうひと展開あってもよかったかも。

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    Posted by ブクログ 2013年07月15日

    ラジオという一種独特な世界の中で起きた「いちばん長い夜」。
    パーソナリティ、スタッフ、そしてリスナーの三者が作り上げるラジオ番組。互いの距離感がとても近くて、その場所はひとつの聖域とさえ思える。私も学生時代にはまった一人だ。
    番組に送られた自殺予告メールをめぐって、それぞれの立場から思うこととできる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月06日

    あるラジオ局に“このラジオ番組が終わったら自殺します。”というメールが送られてくる。
    一人のリスナーの命を救うためにパーソナリティ、スタッフが動き出す。

    五十嵐さんの本は交渉人とかリカがどんでん返しあって好きだったから読んだけどこれはそうじゃなかったかな・・・。
    でも失踪感があってすらすら読めた。

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    Posted by ブクログ 2013年10月10日

    ラジオ好きにはたまらない一冊。

    ディレクター・パーソナリティー・構成作家・放送局・全国のリスナー
    ラジオを構成するすべての要素を巻き込んだ騒然の一夜。
    立場は違えどその全員がこのラジオ番組を愛している事が窺える。

    読み終わったらより一層ラジオが好きになるであろう一冊。

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    Posted by ブクログ 2013年03月02日

    自殺予告メールに翻弄される、深夜放送のディレクター、パーソナリティー、そして警察。
    「自殺を食い止める」、ディレクターの必死の思いに、メール受信から結末までの息をもつかせぬ展開。
    読み手も一気読みで、堪能した。

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    Posted by ブクログ 2022年09月07日

    人気お笑い芸人の奥田がやっている、夜中のラジオ番組に、自殺予告メールが届く。
    ディレクターの安岡は自身の過去からも、その自殺をなんとか食い止めたいと思う。
    しかし、奧田はそんなことに関わりたくないと取り合わない…はずだったが…

    ラジオは学生時代に聞いていたことがあったが、確かにテレビよりも身近に感...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月10日

    人気深夜ラジオ番組に自殺予告メールが届いた。
    本気か嘘か。
    その扱いに迷いながら番組は始まったが。
    ラジオは好きです。
    表情は見えませんが言葉だけで伝える、伝わる楽しさが快感になります。
    緊張感がひしひしと伝わってきました。
    さて自殺は本当か、止められるのか。
    その決着はいかに。

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