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Posted by ブクログ 2019年11月01日
震災後の感情論に振り回され、国家の骨組みをなす重要なエネルギー政策が、いかに本質的な議論ができていなかったか、そして、その危うさを感じた。
かなり前に出版された本であるが、当時耳障りよく喧伝されていたことが、実はどういうものであって、エネルギー政策上どのような視点が欠けていたのかが分かり勉強になる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月04日
原発廃止と声高に叫ぶのは簡単だが、ことはそううまくいかないということがよくわかる
再生可能エネルギーも不安定さ、コストの高さ、日本の国土という立地条件の悪さなどなど様々な問題があって、とてもじゃないがメイン電源には出来ない
かといって火力発電は地球温暖化の問題もある上に、政治的な話で輸送がストップす...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月10日
元通産省の著者が、電力問題を論じる。
全体的に原発事故を踏まえての論調。
原発、再生可能エネルギー推進賛成反対問わず、「命を守る」「既得権益へのNO」などといった、曖昧な論点ではなく、根拠、理論を述べるべきだというのは納得。
同時に、世論がいかに昔から日和見的な意見しか持っていないかも実感した。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月25日
領土問題が燃焼中で最近やや下火な気がしないでもない脱原発運動・・・
でも国民の意思は2030年代に原発ゼロなのだとか・・・
7割だっけ?
もちろんタダで・・・
何の制約も無く、何の負担も無くゼロに出来るのであれば、そりゃ誰だって原発ゼロを希望すると思います・・・
でもさでもさ・・・
原発...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月08日
法的な根拠もないまま原発を止め続け、毎年3兆円もの国富を垂れ流している日本。反原発派は、原発をゼロにすることだけが至上命題なようですが、今後のエネルギー政策について何か考えとかあるんですかね。放射能が原因で死んだ人は一人もいないのに、このまま原発を止め続ける理由が分からない。リスクを考えるんだった...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月26日
本書の内容は、3.11以前のエネルギー事情のベース。いわば常識。これを前提に日本のエネルギー政策は遂行されてきた。
3.11以降もこの常識は正論となりうるか。私は現在でもこれが正論であると思う。
極論はびこるエネルギー論が多々あるが、議論する際は、本書の内容を前提としなければならない。
果たして、多...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月04日
電力について、感情論を排し、現状を知り、問題点をきちんと把握したうえで、地に足の着いた冷静な議論を進め、現実的かつ具体的な構想を導くことが必要という著者の問題意識はもっともだし、電力問題では「多様化」が重要というメッセージはよく理解できるのだが、著者の議論にはやはり、原発ありき、再生可能エネルギーの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月09日
FB友達のどなたかが推薦していたので、読んでみた。
まじめに電力事情を分析していて好感が持てる。
彼の提案する政策スキーム。
(1)東日本と西日本にわけて大規模卸売り電気会社をつくる。
(2)小売りは自由化する。
(3)原発は、国と民間出資の会社がまとめて所有し管理する。
(4)電...続きを読む
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