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『To LOVEる』よりも触手まみれ!なのにエロくない!
『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征最新作は、地球を滅ぼすと宣言したタコ型生物「殺せんせー」と、彼の暗殺を国から依頼された中学生たちの物語。
設定もキャラも不謹慎で非常識だけど、殺せんせーは落ちこぼれのE組の生徒たちに対して、暗殺の未熟さをからかうことはあっても、人間性を否定したり見捨てたりすることは絶対にありません。E組を蔑視する他の生徒や教師に対して「教育的指導」を施す殺せんせー。にゅるにゅるしてるし人類の敵なのに、いつの間にか生徒に慕われているという、複雑で不思議な魅力のある先生です。
実写映画化やアニメ化をはじめ、各種漫画賞にノミネートされまくりなのも頷ける怪作。松井先生だから、今後も一筋縄ではいかない触手のように絡み合った展開を見せてくれるはず!(書店員・鮭)
Posted by ブクログ
進路の時間。
親の希望が子供の人生に影響を与えるのは仕方のないところ。なにしろ、一番多くの時間を共有するわけですからね。
ただ、2周目扱いされるのはこまりものです。渚の母親ほどあからさまでないにしろ、誰でもそうしてしまうのではないかな、と思ってしまいます。自分は人の親ではないですが。
「ただ我が子が無事に生まれて そこそこ無事に育っただけで喜んでくれたら 全てが丸く収まるのに」
こんな台詞が出てきますが、「そこそこ無事」の中に、親の希望が入ってくるから、2周目扱いになったりしちゃうんじゃないかな、と。
誰でも挫折を経験して、それを乗り越えたり、へし折れたりして、人生を紡いでくるもの。その経験があるからこそ、自分の子供には、同じ目には合ってほしくないと思うのでしょうね。
渚の家庭は、なかなか極端な例ですけどもね。
親の影響というのは、大きなものですよ。自分の気に沿わないものがあるのに、それが深層に染みついてしまいますから。
それを感じることが多いだけに、この話はかなり刺さりました。
どんな形でも、それを表明してこなかった自分が弱いのですがね。はっきりと、見せつけないとダメなんでしょうね。
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