ブラック企業2 「虐待型管理」の真相
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ブラック企業2 「虐待型管理」の真相

小説・文芸
815円 (税込)

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嫌なら辞めればいい、では解決しません

前著『ブラック企業』で若者を使い捨てにする雇用問題を告発した筆者が、三〇〇〇件の労働相談から提言する「決定的解決策」!

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  • ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪
    838円 (税込)
    就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員をきわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業がそれ。誰もが知る大手衣料量販店や大手家電メーカーの新入社員集団離職など豊富な実例を元に、「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」を指南。社会の側の解決策まで視野に入れた、決定的な1冊。
  • ブラック企業2 「虐待型管理」の真相
    815円 (税込)
    嫌なら辞めればいい、では解決しません 前著『ブラック企業』で若者を使い捨てにする雇用問題を告発した筆者が、三〇〇〇件の労働相談から提言する「決定的解決策」!

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    Posted by ブクログ

    ■ブラック企業の労務管理パターン
    ・大量募集(1段階)
    ①月収の誇張,虚偽の条件で募集
    ②正社員ではないのに偽装
    ・選別(2段階)
    ③いつまでも終わらない就活
    ④戦略的パワハラ
    ・使い潰し(3段階)
    ⑤残業代を払わない
    ⑥異常な長時間労働
    ⑦幹部や社長にして使い潰す
    ⑧職場崩壊
    ⑨辞めさせない
    ⑩鬱になったら辞めさせる
    ■20代,30代の働いていた人が,働けなくなる理由の大半は精神疾患
    ■ブラック企業に入社する二つの理由
    ①当人たち自身がブラック企業の誘い文句に異議を見出し,積極的に選び取っている
    ②そもそも労働条件が分からないままに入社せざるを得ない
    ■恫喝による脅しで辞めないように脅迫
    ・暴力に発展することも
    ・組み合わせで「法律」や「契約」を持ち出す
    ・「辞めない約束」を強要
    ■無理な命令,無茶な職場環境に順応し,働き続ける「心身の喪失状態」の維持こそが,ブラック企業にとって理想的な状態。
    ■異常なまでに順応を強いる研修は「順応→心神喪失」のサイクルを強化するためのもの。
    ■新入社員研修のの2つのアプローチ
    ①学生のアイデンティティを奪う「剥奪的社会化」
    ②現在のアイデンティティは否定せずにルールを教える「付与的社会化」
    ■「順応と破壊のサイクル」への3つのルート
    ①主体的な「自己像の追求(自己実現や挑戦)」から絡め取るルート
    ②「まじめさ」から絡め取るルート
    ③「生活のため」から絡め取るルート
    ■ブラック企業の労務管理体制は,サービス業で莫大な利益を出すための方法論
    ■サービス業では,社員が「安く・長く」働くほど利益は大きくなる。
    ・製造業を中心とした従来型産業とは異なる
    ・研究開発や製造工程の革新で大きく生産性を上げることができる場合,「安く・長く」以上のイノベーションがある程度可能
    ■IT業界の利益は「人数×時間・日数」
    ■日本型雇用の(特徴である)終身雇用と年功賃金の背景は強大な指揮命令権限と能力開発。
    ・日本の企業の命令権限は世界的にみてもきわめて強い
    ・給与が上昇していく根拠は,労働者の「能力開発」に求められる
    ・自社内の社員を柔軟に再教育して配置する
    ・幅広い知識と個別事情に精通した社員が質の高い労働を提供できる
    ・「終身雇用・年功賃金」は企業にとっても労働者にとっても利害が合致する仕組み
    ■ブラック企業が「日本型」にならないのは,労働集約型の職場であるから。
    ■研究開発や製造工程をイノベーションできる製造業と異なり,サービス業は直接的に経営者の利益と労働者の利益が対立する
    ■利益を出すために「もっと安く,長く働かせよう」「そのためにはどうやって追い込んだらよいか」という経営者が出てきてしまった。
    ■サービス業は非正規雇用が多く,まさに「安く」労働力を確保することで競争に打ち勝とうとし,近年では「安い」まま責任ある業務に就かせるやり方も横行している。
    ■ブラック企業をなくす3つの方法
    ①法律を守らせるための社会的サポート
    ②「モグラ叩き」にならないための会社全体の改善
    ③企業を超えた「共通の基準」の確立
    ■サイン(兆候)を見逃さない
    ・「辞めようかな」というそれまでとは違う言葉
    ・無断欠勤
    ■過労死を織り込み済みで「利益の出る労務管理」を設計
    ■若年者雇用対策
    ・労働条件の的確な表示の徹底
    ・職場情報の積極的な提供
    ・公共職業安定所での求人不受理
    ■日本国家の「ブラック化」
    ・近視眼的な経済運営
    ・第1に過労死問題
    ・第2にブラックバイト問題
    ・第3にマタニティハラスメント
    ・共通する事項は,日本という国そのものがブラック化しているということ。国家のブラック化とは,その国の未来を考慮せず,近視眼的に資源を食い潰してしまうような経済運営の在り方

    0
    2016年01月23日

    Posted by ブクログ

    横並びに企業を比較できるデータベースなどの構想は賛成。インターネットの良い点の一つは透明性であり、日本企業の意味の分からない秘匿に労働者が泣かされてきた実態はあるように思う。世の中の全ての人が、安心して働ける社会になって欲しい。

    0
    2019年08月27日

    Posted by ブクログ

    人を馬車馬のように働かせてゴミムシのように使い潰す企業の問題と対策、第2弾。
    募集の段階からして搾取する気に満ち溢れた企業が悪質極まる。甘言に騙されて入社するケース、そこに入るしか選択肢のないケース様々だが精神がイカれるか自殺にまで追い込まれるこのシステムは恐ろしい。とにかく働く時間がながすぎるんだよ!ということ。

    0
    2016年08月15日

    Posted by ブクログ

    エコノミックアニマルと揶揄された団塊世代の働き方とは物質的豊かさの保障と実現が裏打ちされたものだったというのは、はっとさせられた。やはり現代の若者の仕事の向き合いかたとは全然違うものだと思った。

    0
    2015年07月21日

    Posted by ブクログ

    若い頃は、サービス残業をしていたし、持ち帰り仕事もしていた。それと今で言うブラック企業とは何が違うだろう。それは、むちゃくちゃ働いていたが、それ相応のペイはあったと思う。今のブラック企業はただただ従業員を遣い潰して行くだけで、将来に明るいものが全くないように気がする。

    0
    2015年07月04日

    Posted by ブクログ

    【2015年14冊目】
    Part1の時とは論調が少し変わった気がします。
    今回は著者の主張に概ね同意!

    職務給(同一価値労働同一賃金の原則)の導入もブラック企業対策として有効だろうと思います。
    ただ、企業で働いてると無意味に残業してる、生活残業もまぁまぁいることも分かってくるんですよね。そういうのを野放しにしといていいの?とは思うけど、ブラック企業の規制っていう喫緊の課題の前では大した問題じゃないでしょうね(^^;;

    0
    2015年04月11日

    Posted by ブクログ

    本書は、ブラック企業の実態だけでなく、なぜ人が入社してしまうのか、なぜ辞められなくなるのかを解説している。ブラック企業は人を使い捨てる前提の労務管理を行い、有名人の宣伝や企業イメージだけでは判断できないことを指摘する。また、問題解決には法令遵守を支える社会的支援、企業全体の改善、業界共通の基準づくりが必要だと説く。真に生産的な社会とは人が大切にされる社会であり、現場の実態を直視し改善することの重要性を学んだ。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    すでに、日本の社会に組み込まれている感のある「ブラック企業」。
    日本の「良い」ところもあった就業習慣を悪用するわけだから、根が深い。
    では、ヘイゾーの言うような社会が正しいかといえば正しいわけがない。
    誰のための社会で、誰のための労働なのか。

    カリスマ社長が、そのレベルを違う「業種」の社員に正しいと思って押し付ける醜悪さ。

    ブラックなところが全くない組織というのも難しいのかも知れないが、この辺解決しないで外国人入れるって、なんの利権なの。

    0
    2023年07月27日

    Posted by ブクログ

    こちらも同じで、たしかに具体的な例を示してこの世にこんあブラック企業もあるんだと周知するという意味ではいいと思いますが、もっと労働者が具体的、現実的にどういう風に対策を取ればいいかを示してほしかったと思います。

    0
    2016年11月24日

    Posted by ブクログ

    巧妙化するブラック企業の手口。一見華やかな世界に見える世界ほど、どこか無理してるんじゃないかなと思う。

    労働集約型の産業。介護などのサービス業は、コストの大部分がひとでなりたっている。だから、安く使えば利益が出ると言う安易な考え方に立つひとの精神はどんなだろうと思いました。
    ひとが亡くなっているのに、なおかつ亡くなった人を罵る企業。お客様のありがとうを集めれば、自分達のことは二の次と考える企業。社長も重役も貧乏なら納得するかもしれないけど、そんなのは単なる方便。

    嘘や矛盾に気がつく意味でも、ロジカルに物事を考える力がますます大切な気がしてきました。

    0
    2015年04月02日

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