最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし 「雇用崩壊」を乗り越える

最低賃金1500円がつくる仕事と暮らし 「雇用崩壊」を乗り越える

1日8時間働けば誰もがフツーに暮らせる社会へ

年功賃金の崩壊と労働市場の激変、非正規雇用だけでなく正社員にも低所得層が増加するなかで、
〈最賃1500円運動〉への期待が広がっている。
最賃引き上げで地域経済を元気にする戦略など最低賃金1500円が切り開く社会への展望を示す。

【目次】
第1章 最低賃金1500円は社会をどう変える——家計補助賃金からリビング・ウェイジへ
第2章 労働市場と働き方の現在〜未来
第3章 最低賃金の歴史と思想
第4章 大資本に対する防波堤としての最低賃金——地域経済と中小企業
終章 社会的危機を救う──最賃1500円と福祉国家型生活保障

【著者】
後藤道夫
都留文科大学名誉教授

中澤秀一
静岡県立大学准教授

木下武男
元昭和女子大学教授

今野晴貴
NPO法人POSSE代表

福祉国家構想研究会
新たな福祉国家型の社会再建をめざして,現代日本の状況を批判的に分析し,対抗構想を提起する。代表:岡田知弘・後藤道夫・二宮厚美・渡辺治。

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