無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
本書は、雑誌あるいはWEB上での連載、「昭和残照」「昭和的センス」を書籍化したものであるらしい。ほぼ1年ほど前、「私説昭和史」と題した「昭和時代回想」「家族の昭和」「砂のように眠る」の3冊のシリーズを読んで以来の関川夏央だったが、今回も「昭和時代」をテーマにしたエッセイ集を読むことになった。
私は1959年というから、昭和34年の生まれ。今の令和の天皇陛下の1歳年上であり、昭和の真っただ中で生まれ育った。関川夏央は1949年の生まれというから、私より10歳年長になる。関川夏央が書く「昭和もの」は、個人的な体験であれば、彼の少年時代から青年時代にかけてのもの、そうでなければ、戦前を含む、私が(関川もだけれども)生まれる前の話も多く、「昭和もの」と言っても、自分が生きた昭和時代より以前の話が多く含まれ、「同時代」的な読み物として、なかなか読めない。本書の中では、「まんだら屋の良太」「大瀧詠一」「いとしのエリー」「村田兆治と門田博光」くらいが、リアリティを持ったものとして読めたもので、その他の話は、関川夏央にとっての「昭和」であるのかもしれないけれども、私にとっては、「昔話」の類であった。
「だから面白くなかった」と言っているわけではなく、「それでも面白く読んだ」と言いたい。
関川夏央も70代半ばを過ぎた年齢になってきて、あと、そんなに多くの作品が読めるわけでもないだろうが、これからも新刊が発行されるたびに読んでいくことになるのだろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用