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大好評の’読むラジオ’第2弾.毎週金曜,“夜開く学校“として高い人気を誇る NHK ラジオ番組「飛ぶ教室」.その冒頭約 3 分間のオープニング・トークのうち 2022年 4月~23年3月の2年分を収録.巻頭には特別付録として書き下ろしエッセイを付す.より円熟みを増した味わい深いことばの宝庫.
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Posted by ブクログ
ラジオ番組「飛ぶ教室」のことは 開始当初から存じ上げている。 一番最初に、こんなテーマ曲(?)ができました、 のピアノの不協和音の音楽を聴いた時から、 なんだか変な番組だなあ、 でもこれは面白そうな番組だなあ、 と思ったこともよく覚えている。 金曜日の夜の放送と言うことなので 初めは聴いていたので...続きを読むすが、夜のその時間には すでに床に就いてしまう暮らしのリズムなので、 なかなか聴くことが出来ないことが多い。 でも、このオープニング・トーク集を読んでいる時には高橋源一郎さんの声がよみがえることがうれしい。 よし!いま一度、 「飛ぶ教室」LIVEの視聴者の一人になろう と思っている。
NHKラジオ金曜夜の「飛ぶ教室」のオープニングトーク集、 なのだそうだ。 印象に残るのは、著者の友人が逝去された際の語り。 思い出話になる。 それが何人もいる。 そういうお年頃。74歳。 それとどうしても印象に残るのが、 ルワンダの虐殺をラジオが煽動した、という語り。 元は仲の良い人たちが、ど...続きを読むうしてあんな残虐なことができるのか。 日本人の朝鮮人虐殺も同じ。 いや欧米列強も似たようなことをしてきた。 なんで人は狂うのかなあ。正義の名のもとに。 ま、あとは、与太話、と言っては失礼だが、 徒然に語っている、という印象。 教養はあるのかもしれないが、 あえて読むほどでは、、 ラジオの、光と闇――「まえがき」ではなく...... 二〇二二年度前期 声だけの人 二〇二二年度後期 斧のような本 二〇二三年度前期 ことばより雄弁なもの 二〇二三年度後期 命終 おわりのことば 本書でとりあげられた主な作品ほか
著者が深夜ラジオ番組で語った最初の言葉の記録から。著者の実に個性的な人生が語られている部分が多く、簡潔な2頁ごとのエッセイになっており楽しく読むことができた。それぞれの文章に余韻が残る、印象的な終わり方が心地よい。この人は私の1年先輩のようであり、時代が重なっている分が私自身と照し合わせて理解し易か...続きを読むった。高校2年の時に初めてベトナム反戦デモに引きずられて参加したときの一線を越えたスリルある感覚というのは肌間隔として共鳴できる。3回の離婚歴や幼少期からの度々の引っ越しの経験(夜逃げも含む)、母親のさまざまな職種経験など面白い話が満載である。1967年4月10日の大阪国際フェスティバルで「トリスタンとイゾルデ」を観賞した際には熟睡してほとんど記憶なし、とは笑ってしまった。8年間の大学満了退学、50歳の時の長男誕生なども、ドラマティックな人生である。
ここ2、3年毎週radikoで聴いている「飛ぶ教室」。 改めてオープニングの話をまとめて読むと、聴くより趣深く沁み渡るエッセイだなと思う。なかなか高橋源一郎も技があるなぁと思いつつ寝る前に少しずつ読み進めた。 最後の余韻が心地よく、このレベルの読み物を作るのは、毎週毎週短編を作るくらいの労力が必要...続きを読むだろうなと思う。 オープニングエッセイの次は、本の紹介なので、毎週のタスクが多そうだ。 軽いおじいちゃんに見えるけど、さすがです。
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