銀輪の巨人 ジャイアント

銀輪の巨人 ジャイアント

1,408円 (税込)

7pt

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とてつもない自転車メーカー「台湾巨大機械」とは何者なのか!?
エコでクリーンで健康的な移動手段として、世界的な自転車ブームが起きている。その中心にいるのが、世界最大の自転車ブランド、GIANT(ジャイアント、正式名称は「巨大機械工業」)だ。同社は、自転車レースの最高峰「ツール・ド・フランス」を制し、フレームの世界シェアでトップに立っている。同社は台湾で生まれ、いまも台湾に本社を置く台湾メーカーだ。自転車産業といえば、かつて日本勢が抜群の実力を誇っていた。ブリジストン、丸石、ミヤタ、ナショナル……。だが、いまや昔日の面影はない。シマノのような部品メーカーを除けば、日本の自転車産業は壊滅してしまったといっていい状況だ。なぜなのだろうか?
そこに現在のエレクトロニクス産業をはじめとする日本製造業の不振の構図が二重写しになっている。つまり、自転車産業は日本製造業の将来を暗示しているのだ。台湾で生まれた世界最大メーカーの知られざる実態に迫りつつ、日本の産業界で強烈な警鐘を鳴らす衝撃のノンフィクション一冊。筆者は朝日新聞元台湾支局長。

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銀輪の巨人 ジャイアント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    朝日新聞の記者が書いた経営本なので、特段の深い分析はないが、十分な知識量と爽快な読後感。
    日本の書籍では珍しい台湾の企業をその成り立ちから現在まで、技術の変遷と業界環境また日本の自転車産業との比較も網羅している。Giantというアジアでも有数なブランドを作り上げた企業とその創業者の理念を分りやすく伝

    0
    2012年11月01日

    Posted by ブクログ

    スポーツサイクル世界一のメーカー「Giant」の創成を追いながら、スポーツサイクルの魅力と日本の抱える産業空洞化問題をクローズアップする良書。自転車を買おうと思っている人には、ぜひ読んでもらいたい一冊。プロジェクトXのようなストーリーなので、読み物としても面白い!

    0
    2012年10月19日

    Posted by ブクログ

    購入書店:Reader Store; 読書環境:Reader PRS-T2; コンテンツ形式:XMDF

    0
    2012年09月26日

    Posted by ブクログ

    面白くて一気に読んでしまった。

    なぜ日本の自転車ではなく、ジャイアントに魅力を感じるのか。
    これを見れば納得。
    他のメーカーはもう追いつけないのでは無いのかと思うほどの真摯なまでの自転車に対する熱意。

    0
    2012年07月15日

    Posted by ブクログ

    GIANTの勢いと、(自転車業界に限らないが)日本メーカー凋落のコントラストが悲しい。2トップが去ったらGIANTはどう変わるのだろうか。

    0
    2019年05月24日

    Posted by ブクログ

    ジャイアント自体の、話としてはいまいち薄い。
    ジャイアントを核にした、自転車産業の、日本と台湾、中国の歴史の動きと現状に至る分岐。それを語っている。
    印象は薄い。

    0
    2013年03月13日

    Posted by ブクログ

    ホリゾンタルなヨーロッパ車が大好きで台湾企業のジャイアントには少し見下しておりました。本書を読む事により次はジャイアントに乗ってみようと思いました。
    創業者の自転車への変わらぬ熱い思い、ブリジストンを始めとした日本企業の勝機を逸したビジネスへの取り組みが良くわかりました。自転車の工程でカンバンを勉強

    0
    2012年11月25日

    Posted by ブクログ

    しずサイの古屋店長にいただいた本、やっと読み終わりました。
    ビジネスとしての自転車だけではなく、自転車に愛を持って接して、そして世界一のメーカーになったジャイアント。
    日本の自転車メーカーがいつの日か再生し、ジャパンクオリティでまた自転車を作れる日を祈って止みません。

    0
    2012年11月16日

    Posted by ブクログ

    あまり期待しないで読んだが、日本人はアジアの他の国の人の成功事例はあまり好まないが、参考にすべきだなという感想をもった。数年前に中国の格力のサクセスストーリーを読んだかこれも参考になった。この著者の分析はやや薄べったいがインタビューを通じて生の声を拾い上げており成功している要点は十分につかめる。面白

    0
    2012年10月16日

    Posted by ブクログ

    台湾の自転車メーカー、GIANTのルポ。
    70年代から現在に至る、産業構造の変化と、それに立ち向かうGIANT創業者のストーリーが興味深い。
    東アジア各国の自転車事情にも触れていて、自転車産業や文化のアウトラインをなぞるにもとっつきやすい内容だと感じた。
    ただ、この産業に関する分析はやや表面的という

    0
    2012年09月26日

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