十二の嘘と十二の真実

十二の嘘と十二の真実

649円 (税込)

3pt

3.3

美しい王妃は侍女ツルの言葉によって、しだいに圧政者となり、人の道から外れてゆく。そして現代の小さな街に住む老女との関わりは? 時代はうねる。物語が生まれる。寓意が深まる。「わたしは、人の心にとり憑いて、わたしにとり憑かれるような心を持った人間を滅ぼしてやるの。人間を滅ぼすほど面白いことはないものね。え? 恐ろしいって? わたしのこと?」毒のあるファンタジー!

...続きを読む

十二の嘘と十二の真実 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年10月12日

    青春ものと言えば、あさのあつこって思ってましたが
    そんな思い込みを、いい意味で裏切ってもらいました!

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月08日

    『バッテリー』や『MANZAI』の、青春的な作者。

    と思いきや、まとわりつく水みたいな怖さで、
    中世と現代を往復。

    ジワジワとリンクしていくのが
    怖くも気持ち良い感じ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    困窮した村でまだ乳児のときに死んでしまった子「ツル」がその怨念をはらそうとしてか、さまざまな形でいろいろな者達をとり殺していく話。話はおとぎ話のようなお妃さまとその侍女の話と、現代にいる老婆と老婆を訪れてきた身に覚えのあるような者達のふたつに別れ、交互に話が進んでいく。

    初めて読む作家の作品だった...続きを読む

    0
    購入済み

    本当に救いがない

    2013年09月06日

    確かに毒のあるファンタジーです。読んだあと、暗い気分になりました。
    落ち込んでるときはよんじゃいけません。それくらい力がある本だと思います。
    読み返したくないなぁ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月10日

    はじめてあつのあさこの作品を読んだけどぐいぐい読めた。引き込まれるような文体で夢中になれる作品だった。
    背筋がぞくっとするような怖さ。ばらばらに見えた話したきちんとつながったとまでいえるかどうかはわからないけれど、他人を破壊することを楽しむという人間の恐ろしさが伝わる。
    そういう意味では、崖の上も同...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年02月20日

    なんだったかな…禍福はあざなえる縄の如しとかいう言葉があったかと思うが…この本は、縄の様に短く、とある王国と現代のとある場所との話が交互に並べられている。ただし禍福を交互に味わえる様なヤサシイものではなく、読めども読めども「恐ろしい」思いをすることに…。
    かなり怖い思いをした…怖かった…人間て…

    0

十二の嘘と十二の真実 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

徳間文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

あさのあつこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す