写楽百面相

写楽百面相

1,100円 (税込)

5pt

3.7

時は寛政の改革の頃。川柳句集の板元の若旦那・花屋二三(はなやにさ)は、馴染みの芸者・卯兵衛との逢引の折に見た、謎の絵師が描いた強烈な役者絵に魅入られる。二三は絵に残された落款を頼りに、その絵師・写楽の正体を探っていくと、卯兵衛の失踪など身辺で次々と奇怪な出来事が起きてしまう。二三はそれらの謎も追う中で、蔦屋重三郎、十返舎一九、葛飾北斎、松平定信たち有名人と関わっていく。やがて、幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれることに……。浮世絵、川柳、黄表紙、芝居、手妻、からくりなど江戸の文化や粋に彩られた、傑作長編ミステリ。/解説=澤田瞳子

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写楽百面相 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    江戸の人情風俗が良く描き込まれたミステリ。わずか十ヶ月の期間に百数十点者作品を残し、姿を消した謎の絵師写楽。写楽の謎はもちろんのこと写楽にまつわる人々を巻き込んだ大事件。随所にこめられたからくりに惑わされ、写楽がが誰であるかはわりとあっさりとした描写。からくり師の名手に堪能させられた作品。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

     大好きアワツマ作品ではあるが、正直いうとけっこう難儀しながら、なんとか読み終えた。でも読んで良かった。

     難儀ポイントはなんといっても、名前が覚えられないこと。時代が違うから慣れない名前というだけでなく、芸名や俳号の類がもりもり出てきて、黄表紙作家としての名前は◯◯で絵師としては△△、今は名を改

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    べらぼうをきっかけに購入。
    ちょっと私には難しかったです。
    登場人物が狂歌やるとき、絵描くとき、読み物書くときと名前を変えるのでもう、誰が誰だか…。
    全体の9割読んでもところで二三は何してるんだ?ってなってました。
    延命院事件を知らなかったので終盤でやっと面白くなったきたなという感じ。
    延命院事件、

    0
    2025年09月01日

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