Ｚ世代の闇 物質主義に支配される韓国の若者たち

シンシアリー

〈個人主義、投資主義、支配主義、選択主義〉通称「2030」が堕ちた歪な韓国社会、なにが彼らを狂わせるのか？ Z世代が求める「公正さ」の正体と、その欺瞞を暴く！

なぜZ世代は「お金は嫌い」と言いながら「お金持ちは好き」なのか？彼らの求める「公正さ」とは本当に「公正」なのか？
累計70万部突破の著者が暴く、“Z世代のおそるべき本当の姿”
なぜZ世代は「公正なのは投資だけ」と信じるのか？
なぜZ世代には持論や信念がないのか？
なぜZ世代は結婚や子育てに興味がないのか？
なぜZ世代のポリコレは対立を生むのか？
なぜZ世代は上の世代を憎みながら、同じ道を歩むのか？

その答えは、ゆがんだ物質主義の支配にあった！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: 扶桑社
• 掲載誌・レーベル: 扶桑社BOOKS
• ページ数: 220ページ
• 電子版発売日: 2024年05月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

主に韓国の社会に蔓延してる思想や根本にある物質主義、数値とともに起こっている現象について、説明してる。

映画「パラサイト」に代表されるような、貧富の格差の生じた原因や不満の矛先が、親世代に向いてることで、今の若者が公正ではないという思想を持っているとのこと。(この公正ではない、という考えの危うさを、賠償金を例として著者は言及してる)

でも医師などの狭き門に入るために、必死こいて激化した競争に勝たないと、階級を抜け出せない社会ってやっぱしんどいよなと思う。

少子化、一極集中など、日本とも切り離せない社会問題が多く、耳が痛い。