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山へ--。若者達が向かう先は、新たなる革命の拠点。この物語の登場人物達は決して特別ではない--。革命のため武力を手にした若者達。彼らは新たなる拠点に「山」を選んだ。同じ目的のために集まったはずだった……。しかし、そこでは少しずつ歯車が狂い始めていく。社会とは隔絶された場所で、男と女が夢見る革命の光。その光は彼らに届くのか--。
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Posted by ブクログ
1〜3巻まで
普通の(とはさすがに言い切れないが)若者達の歯車が少しずつ狂っていく。空虚な言葉による自己規定、束縛。
「普通に考えたらおかしいと思うようなことに、なぜ人は、とくに集団になると突き進んでしまうのだろう?」ということにずっと興味があって新興宗教関連の本も読んだりしたけど、連合赤軍についてもずっと気になっていた。早く続きが読みたい。個よりも全体を重んじる集団の論理、ヒエラルキーの発生、目的の手段化、論理の飛躍、暴走。
このテーマを描くのにマンガという手段が適していると思う。映画だと2時間という制約があるし、小説では当時の時代背景や雰囲気をビジュアルで見せることができない。マンガだと絵を使いながら、言葉の空虚さみたいなものを文字で示すこともできるし、ひとつひとつの出来事の積み重ねがやがて全体を大きく狂わせていく過程もきちんと描ける。
3巻でとうとう山に入った。外界から隔絶された閉鎖的非日常空間としての山がさらに狂気を加速していくんだろう、きっと。
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