闇の中をどこまで高く

闇の中をどこまで高く

2,999円 (税込)

14pt

4.3

【アーシュラ・K・ル=グイン賞特別賞受賞作】未知のパンデミックに襲われ、人々の絆や社会が崩壊しかけた近未来。余命わずかな子供たちを安楽死させる遊園地で働くコメディアンの青年、亡くなった人との短い別れを演出するホテルの従業員、地球を離れて新天地をめざす宇宙移民船……消えない喪失を抱えながらも懸命に生きる人々の姿を描く、新鋭による切なくも美しい第一長編。/解説=渡邊利道

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闇の中をどこまで高く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    途中ちょっとわからないなと思っても、最後まで読めばきっとパラパラと読み返したくなると思う。語り手が章ごとに変わり、後の章で次々繋がる楽しさもある。色々繋がっていて相関図が欲しいくらい。
    書籍紹介からコロナを意識した内容かと思ったがそうでもなく、SF全開で、出てくる日本も日本であって日本ではないのが面...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    北極から広がったパンデミック(北極病という内臓を他の内臓に変えてしまう病気)に立ち向かう人類を描いた小説。それぞれの局面で家族を亡くしたり後遺症を抱えたりした人々が、どうその家族や周囲の人間と関係を構築したり修復したりするかと言う内容だった。しかし設定がなかなか難しく…途中、地球を脱出して他の惑星に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    瑣末なことが気になる。解説文も含めて全体に、なぜここにフリガナ?が気になった。人名のフリガナは、いくら単純な読みでも、読み方を規定したいためだろうなと理解するが、「アメ横(よこ)」「禿(は)げた」「憂鬱(ゆううつ)」「冊子(さっし)」にも必要か?ましてや「蝶(ちょう)」「味噌(みそ)」など初出のみな...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    日系アメリカ人の方が書いているからか、日本人名や地名が多く出てきたし、一貫して家族との別れと向き合う物語だった。

    章ごとに語る人物が変わっていき、脇役だった人の数年後の視点になってたり、後々にリンクしてさっきのあのキャラがこんな所に出てきた!って楽しめる。

    1つ1つの章が短いし、疫病が流行った世...続きを読む

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