外政家としての大久保利通

外政家としての大久保利通

1,320円 (税込)

6pt

3.0

明治7(1874)年、日本の台湾出兵に清国が抗議、北京で二国間交渉がもたれた。大久保はこの北京談判で全責任を負って困難な交渉にあたり、その手腕を発揮して清国の譲歩を勝ち取る。旧友西郷隆盛と対立して朝鮮出兵を封じた大久保が、後に台湾出兵を進めたのはなぜか。北京談判での大久保の冷徹な現状認識、粘り、そして強い責任感と信念。征韓論争から北京談判まで、手紙や日記等豊富な史料をもとに、内政家として語られてきた大久保利通の外交を評価する。「明治の政治家はかつて責任を回避することを知らなかった」。本書には、太平洋戦争下の現実政治に対する、著者の鋭い弾劾が秘められている。

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外政家としての大久保利通 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    読み終わった、わけでなく、征台論のところで、力尽きた。史料の部分まで読まされると、非専門ならざる身としては残念ながら根気が持たない。
    だが、明治時代初期のBig Nameたちが、毎日のようにぎりぎりの意見のやり取りをして、必死に国事を決していった様子が、なまなましくわかるように(清沢の筆の力かもしれ...続きを読む

    0

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