民主主義と資本主義の危機

民主主義と資本主義の危機

3,850円 (税込)

19pt

3.5

中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。
いま必要なのは、格差解消と中間層の復活だ。
* * *
まずまずの豊かさ、わが子が機会に恵まれること、そして幸せな未来――。
ささやかな期待すらも実現しない政治とグローバル資本主義に民衆は怒っている。
世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。
高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。
* * *
20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。
権力者だけに奉仕する国家に希望はない。
20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。
21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。
* * *
FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが描くいま求められる改革。

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民主主義と資本主義の危機 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    この本は近年台頭してきているポピュリストが何故大きな影響力を持ち始めたのか民主主義と資本主義が危機に見舞われていることについて書かれている。近年トランプなどのポピュリストが指示を伸ばしているが、それは経済の不安定化により、貧富の差が広がり低・中所得者が既存の政党、政治体制、政治を行なうエリート層に

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    挙げられている事実などはとても参考になる物が多い。一方で、著者が望ましくないと考える体制については「論外」「卑劣」などの言葉を用いて非難するのみに留まっているところや、ダブルスタンダードも見られるのも興味深い。メディアの中立性が重要と説きながら、特定の思想に与する人を増やす目的で書かれた本であり、そ

    0
    2024年11月07日

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