[新装版]血と骨(下)
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[新装版]血と骨(下)

826円 (税込)
496円 (税込) 12月31日まで

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敗戦後の混乱の中、金俊平は自らの蒲鉾工場を立ち上げ、大成功した。妾も作るが、半年間の闘病生活を強いられ、工場を閉鎖し、高利貸しに転身する。金俊平は容赦ない取り立てでさらに大金を得るが、それは絶頂にして、奈落への疾走の始まりだった……。〝怪物〞と呼ばれた男の業を描き、全選考委員の圧倒的な支持を得た第11回山本周五郎賞受賞作。

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    一九三〇年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平は、その巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。女郎の八重を身請けした金俊平は彼女に逃げられ、自棄になり、職場もかわる。さらに飲み屋を営む子連れの英姫を凌辱し、強引に結婚し……。実在の父親をモデルに、業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く衝撃のベストセラー。
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    敗戦後の混乱の中、金俊平は自らの蒲鉾工場を立ち上げ、大成功した。妾も作るが、半年間の闘病生活を強いられ、工場を閉鎖し、高利貸しに転身する。金俊平は容赦ない取り立てでさらに大金を得るが、それは絶頂にして、奈落への疾走の始まりだった……。〝怪物〞と呼ばれた男の業を描き、全選考委員の圧倒的な支持を得た第11回山本周五郎賞受賞作。

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[新装版]血と骨(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    梁石日『新装版 血と骨 下』幻冬舎文庫。

    再読。著者の実在の父親をモデルにした全体的にどんよりと澱んだ重たい雰囲気が漂う長編小説。

    昔の父親は家長としての威厳を持ち、その代わりに必死に働き、家族のことを大切にしていた。そして、会社の中で出世を重ね、地位と権力を手に入れる。しかし、男というのは権力

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    上巻に続き面白い。執筆されたのが随分前にも関わらず、かなり新鮮な小説(小説というか文学?)。というのも、とにかく話が淡々と進んでいく。「えっ?今のくだりはもう終わったの?」となる感じ。普通こういう進み方をすると退屈になってしまうのが私なのだが、これは全くの逆。起伏もないし大した伏線回収が無いのにここ

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    秩序なき人間の姿がまさに俊平だ。振り返って、後悔する暇もなく死ぬって人間の一生って呆気ないよね。誰が気の毒って、英姫でしょ。それも人生とは割り切れない。凄い時代だ。そして俊平には、モデルが居るのがこれまた驚き。

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    1930年代から戦後にかけて、大阪の在日朝鮮人社会を舞台に描かれた物語。
    なんといっても、物語の中心であり、作者の父親がモデルとなっている金俊平の圧倒的な存在感が凄すぎます。
    酒と性、そしてカネと暴力だけで構成されているかのような怪物には情も理も全く通じません。
    文字通り命懸けで生きている周りの人々

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。圧倒的な暴力を持って神話化された父親の人格には、胸糞悪い部分も多々あったけれど、それを凌駕する面白さ、力強さがこの小説にはあった。
    ただ、それだけにラストはどうなんだろう。かなり尻すぼみにシュンと終わってしまった感じがある。そういうものだと言われればそうなんだけれど、神話化された父親がど

    0
    2024年08月30日

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