コンセプト・センス

コンセプト・センス

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

4.3

コンセプトとは、社会の既存の「当たり前」が見落としてきた、人々がまだ自覚できていない満たされていない欲求を満たし、理想の社会に今より近づくための「提案の方向性」のことであり、同時にアイデア創造の源泉であり、企画の骨子でもあります。

コンセプトを基点にすることができれば、「ここではないどこか」とはどこなのかを、自分の中で、あるいは他者と、共通のイメージとしてつかむことができますし、企ての中身の質や実行するときの推進力など、すべての変数に良い影響を与えられます。「コンセプトを制するものは企画を制する」といっても過言ではないのです。

この本では、コンセプトを基点に世の中を見聞きし、企てを考え、他者と関係性を築いていく感性を「コンセプト・センス」と名づけ、いかにしてそれを体得するかを考えていきます。

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コンセプト・センス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    正解のない時代=コンテンツを楽しむのではなく押さえておく感覚、既視感、どれでもいいやという達観と定義。そんな時代でいかに届くコンセプトを構築できるか。インサイト、バイアス、コンセプト、ビジョンを物語として組み立てられる実践的良本です。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    コンセプトとは何か、その作り方が書いてある。なかなか体系だって学ぶことが難しいので、こうした本は助かる。迷ったらこの本に立ち戻りたい。

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    コンセプターによるコンセプトとそれを創り出す過程に必要な色々なものについてのはなし。
    ①私は思考がまとまらない、且つ論理的に考えたことをすぐ引き出せない、さらにキャッチーにまとめることが好きなので、コンセプトという記号に大変興味が向いている。
    ②「ここではないどこか」をぼんやりと目指している私や、同年代の人々の感じている足りなさや窮屈さがわかった。
    ③まずすぐ読んでくれそうな人に共有して、職場の一角のコンセプトをつくりたい。それを元にアクションを起こしたい。2人以上で共有して動きたい。それが、今の仕事を明るく協働的にしてくれる気がするから。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    何か新しい企てを実現するには、優れたコンセプトが必須である。どんな世界観で、誰のどんなニーズを満たすのかを端的に表現することで、打ち手が定まり、仲間が集まり、相手にも伝わる。
    本書は、そんな優れた「コンセプト」の見立て方を、バイアス、インサイト、ビジョンの3つに分解しながら解説する。このBIVの軸のどれが欠けても、良いコンセプトは成立しない、強力なフレームワークである。「サードプレイス」「会いに行けるアイドル」などの有名なコンセプト(コピー?)を何度も引き合いに出すことで具体的なイメージも湧き、非常に実用的な内容である。
    この本を手にした人が、会社、家庭、個人のどのレベルでも、素敵なコンセプトを見つけて実現することで、世の中がより良くなるかも知れない。

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    なかなか言語化しにくいことについて、図解や定型分を用いてわかりやすくまとめてくれている。

    何か物事を見る時や始める時に、『こうしたらより良くなりそう』『こうしたら楽しそう』という視点を持って、過ごせるとより楽しく人生を過ごせるなと感じた。

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    体系化されていてわかりやすかったです。
    インサイト・バイアス・コンセプト・ヴィジョンから成る「コンセプト構文」。
    実際に既存のサービスに当てはめて作ってみたら、まあうまく行かない。
    まずインサイトの「対象者」でつまずいていまいました。
    対象者は顧客?クライアント?このへんの前提も整理しないとうまくいかないようです。

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    「ここではないどこかへ」
    ソリューションメイクからセンスメイクへ。「もっと良いものは?」から「そもそも良いとは?」へ。
    自分たちを定義する。結局、ミッションビジョンバリューの話に収束していると感じる。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』読書メモ

    ■第1章:なぜ今、コンセプトが必要か?
    ・時代背景:「すぎる時代」(情報・選択肢・変化の過剰)により「正解」が消失。
    ・キーワード:
    -「らしさの揺らぎ」:SNSで多様な価値観が可視化され、自己や組織のアイデンティティが不安定化。
    -「認知を動かす」:現実を直接変えるより「何が良いか」の定義を変えることが突破口。
    -「創造的逆ギレ」:現状への違和感を原動力に変える思考。

    ■第2章:コンセプトの要素・効果
    ・コンセプト定義:社会の「当たり前」が見過ごした潜在欲求を満たし、理想社会に近づく「提案の方向性」。
    ・3要素:
    1.Who by(誰が)
    2.Who for(誰に)
    3.What(何を)
    ・5大効果:定まる・閃く・際立つ・集まる・続く。
    ・事例:iPod「1,000曲をポケットに」=技術統合×体験の再定義。AKB48「会いに行けるアイドル」=業界の常識打破。

    ■第3章:コンセプト構文とBIV-Cモデル
    ・BIV-Cメソッド:
    -B(Bias):業界の常識(例「ゲームは室内で遊ぶ」)。
    -I(Insight):顧客の無意識欲求(例「外で遊びたい」)。
    -V(Vision):理想社会像(例「現実世界の探索が豊かな体験に」)。
    -C(Concept):B・I・Vの交差点から生まれる角度(例「出かけたくなるスマホゲーム」)。
    ・歴史思考の応用:過去の常識変遷を分析し未来のジレンマを予測。

    ■第4章:コンセプトの見立て方(実践編)
    ・バイアス発見法:
    -「内(業界)と外(顧客)」の境界で常識を相対化。
    -バイアス言葉「普通、○○」「みんな○○」に注目。
    ・インサイト発見3軸:
    1.価値観(何を大切にするか)
    2.行為(具体的な行動)
    3.ライフスタイル(生活背景)。
    ・現場主義:インサイトは現場観察で捕まえる(例:ポケモンGO開発時の行動分析)。

    ■第5章:コンセプトの展開と実装
    ・コンセプトマンダラ:
    -中心にコンセプトを置き、経営・デザイン・マーケティングなど各領域に展開。
    -3段階変革:
    1.呼び名(認知刷新:例「カフェ→サードプレイス」)
    2.意識(評価基準転換:例「味→居心地」)
    3.中身(施策再設計:例握手会の定期開催)。
    ・オンコンセプト思考:
    -4段階:認知→尺度→決定→現実。意思決定をコンセプトに沿わせる(例:AKB48の劇場運営)。

    ■総括:コンセプト・センスの磨き方
    ・3ステップ:
    1.違和感を察知
    2.問いを立てる
    3.仮説を検証。
    ・思考姿勢:
    -「Think(論理)+Feel(直感)」の両輪で価値設計。
    -多様な視点(自分・他者・歴史)を取り入れ常識を相対化。

    ■実践的アドバイス
    1.B/I/Vの弱い要素を補う:
    -B弱い→業界歴史分析
    -I弱い→現場観察
    -V弱い→「三方よし」視点追加。
    2.多角的視点:異業種知見・歴史的変遷を参照。
    3.呼び名・意識・中身の連鎖:認知→行動→現実変革のプロセスを意識。

    ■キーコンセプト
    ・「すてきが稼ぐ」:糸井重里の思想。効率化(やりくり)より共感価値が重要。
    ・「For Other By Me」:個人の想いを社会貢献に翻訳する思考。

    0
    2025年05月11日

コンセプト・センス の詳細情報

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