可愛くない私に価値はないのでしょう？

青空一夏 / ウラシマ

フラメル商会の長女、グレイス・フラメル。商会の経営が傾くなか、両親は愛らしい容姿の妹ベリンダに玉の輿を期待している。一方、妹とは逆に可愛くないと言われているグレイスは家族から虐げられる毎日を過ごしていた。ある日隣領への買い物途中、グレイスは川で溺れかかっている少女を助ける。彼女は名も告げず急いで家に戻るが、使いを果たせなかったと家族に罵られ、妹の婚約者から殴られてしまう。自分への態度や家族の価値観に我慢の限界を迎え、家を飛び出すグレイス。行くあてもなく立ち尽くしていると、天使のように美しい青年に声をかけられる。彼は妹を助けた人間を探しており、実は隣領の伯爵家の令息で……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / その他女性向けラノベ
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: レジーナブックス
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2023年10月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ぷぷろー · ★★★☆☆]

おもしろかったけど…

　ヒーローに助けられてからのヒロインのラッキー(というかハイスペック)があまりにも都合よすぎてかえって物足りなかったです。それこそ女神の祝福でも受けたかのようで(そんなことはないけど)。

[nyauko · ★★☆☆☆]

途中から

読み出した当初は良かった。でも話を盛り込み過ぎて、、学園生活をあんなに詳しく入れなくても良かったのでは？と思いました。話を長引かせるような印象を持ちました。挿絵も制服のスカートの丈がミニだったのも違和感があります。小姑みたいにケチをつけたい訳じゃないけど全体的に私の好みの作品ではなかったです。ただ、ヒーローの親族はとても良い人物でした。

＃シュール

[小麦子 · ★★★★★]

クセになる…

アルファポリス文庫と見て食いつきました。期待マックスで読みました。一言で言うなら、さいっっっっっこうでした(笑)読んでて思ったんですけど、所々文章がおかしいしというか、変なふうに日本語に訳したゲームみたいな話し方が何回もありました。でも、それもクセになるぐらい面白かった。内容はとにかく最初はテンプレ通りのクソみたいな家族がいる話です。溺れかけていた少女を助けた事によって、クソみたいな家族から救い出され家族の愛情を知り、家族の大切さを知り、愛しい気持を知っていく話でした。最初は号泣してしまいました。でも、グレイスが幸せになり、どんどん素敵な女性に成長する姿は素敵でした。グレイスを守るために、新しい家族達が暗躍してる姿も凄かったです(笑)だけど、やっぱり変なふうに日本語に訳した感じが最初は引っかかったけど途中からクセになりました(笑)いやー、アルファポリス文庫さん有り難う。作者さん有り難う。