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武士が貴族よりも一段下に見られていた、平安末期。平家の総領息子・平清盛は、瀬戸内の海賊討伐の際、流れ矢に当たって命を落とした厳島神社の宮司の娘のことを忘れられずにいた。そんなある日、ふとしたきっかけで出会った幼い四の宮から「ホトトギスの子か」という言葉を投げかけられる。それはつまり、清盛が、父・忠盛の本当の子ではないという意味で、白川上皇を父に持つということだった。自分だけがそれを知らなかったという事にショックを受ける清盛だが……。傷つき、迷いながらも成長する青年・清盛を鮮やかに描く書き下ろし大河ロマン!
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年06月10日
表紙の絵に惹かれ、手に取った一冊。瀬川貴次さん「波に舞ふ舞ふ平清盛」。海賊討伐のため、瀬戸内海で娘が犠牲になるところから物語が始まる。清盛は守ることが出来なかった娘のことを後悔するが、ある日、運命的な娘と出逢ってしまう。。平家、源氏の戦いなどの描写は無く、自分の出生の秘密や想い人への恋に悩む清盛の姿...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月13日
平清盛の青春小説。鬼若や則清との友情と、出自に苦悩する清盛。この小説の清盛は爽やかな好青年なんだけど、父も大分可愛い。宗子に怒られてしょんぼりする父上大分可愛い。時子と結婚するとこまででラストを迎えてるんだけど、清盛時子夫妻以外はあんまり良いラストではないよねそりゃそうだ。四の宮はかなり良いキャラで...続きを読む
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