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電子書籍限定にて連載した『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」vol.1~4』、待望の書籍化です!
アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い立つ。しかし、マネージャーがガーシュウィンでは客を呼べないと反対したため、ショパン・コンクール中に演奏で人命を救い、一躍有名になった男、岬洋介との共演を取り付けることにした。一方、新大統領の暗殺計画を進めていた〈愛国者〉は、依頼主の男から思わ提案をされー一。音楽の殿堂、カーネギーホールで流れるのは、憎しみ合う血か、感動の涙か。
どんでん返しの帝王が放つ、累計168万部突破の音楽シリーズ最新刊!
Posted by ブクログ 2024年02月06日
音楽×ミステリー×政治など、何十層も物語に楽しい要素を掛け合わせてくる、岬洋介シリーズ。
パーフェクトフューマンの岬先生にガチ恋勢のひとりです。(御子柴先生も同様)
アメリカであの大統領が当選した時のお話です。
もはやこれはフィクションではない。
ニュースを見聞し理解していたつもりでしたが、この本を...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月03日
やはり面白い。
そして岬が今回もかなりかっこいい!
ラプソディインブルーを聴きながら読む、至極の時間だ。
政治的な主張が今までより多めだが、パロディ的で笑けてくる。音楽を言葉で表現して奏でているのが読んでいてとても楽しい。
そして最後も引っ張りつつ、あっけなく終わる。
エドワードが最後まで岬頼りな...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月18日
継続して読んでいるシリーズ最新作!
アメリカ大統領選・人種のるつぼといったテーマと、ガーシュイン作曲のラプソディ・イン・ブルーという組み合わせは良い( ´∀`)bグッ!
ラプソディ・イン・ブルーがお披露目された初演が1924年2月らしく、今年は100年目という節目が感じられて嬉しかったです。些かミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月30日
岬シリーズ第8弾。
シリーズなのにいつも岬が主観にならないのがうまいよなあ・・・。
BLM運動が激化するアメリカで、ショパンコンクールファイナリストのエドワードと共演。一方「愛国者」は大統領の暗殺を引き受け・・・。
いつもながら面白かった。
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、確かに聞い...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月05日
アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月14日
岬洋介シリーズ8作目。
今回の舞台はアメリカ。
2016年、大統領選挙の影響で人種差別が激化する中、ピアニストのエドワードは、音楽家として演奏で人々の心を融和させることができないかと考え、岬との共演でガーシュウィンの「ラプソディ•イン•ブルー」を引くことを思い立ちます。
このシリーズの最大の魅力...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月29日
岬洋介シリーズ第8弾。私の大好きなシリーズです。
今回の舞台はBLM運動が激化するアメリカ…そして、岬洋介とともにショパンコンクールに出場し6位入賞を果たしたエドワードと、新大統領の暗殺を目論む愛国者の目線で展開する…。エドワードは、現状の黒人音楽を愛したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブ...続きを読む
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