いまこそガーシュウィン

いまこそガーシュウィン

1,760円 (税込)

8pt

電子書籍限定にて連載した『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」vol.1~4』、待望の書籍化です!

アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い立つ。しかし、マネージャーがガーシュウィンでは客を呼べないと反対したため、ショパン・コンクール中に演奏で人命を救い、一躍有名になった男、岬洋介との共演を取り付けることにした。一方、新大統領の暗殺計画を進めていた〈愛国者〉は、依頼主の男から思わ提案をされー一。音楽の殿堂、カーネギーホールで流れるのは、憎しみ合う血か、感動の涙か。

どんでん返しの帝王が放つ、累計168万部突破の音楽シリーズ最新刊!

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いまこそガーシュウィン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月06日

    音楽×ミステリー×政治など、何十層も物語に楽しい要素を掛け合わせてくる、岬洋介シリーズ。
    パーフェクトフューマンの岬先生にガチ恋勢のひとりです。(御子柴先生も同様)
    アメリカであの大統領が当選した時のお話です。
    もはやこれはフィクションではない。
    ニュースを見聞し理解していたつもりでしたが、この本を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    やはり面白い。
    そして岬が今回もかなりかっこいい!
    ラプソディインブルーを聴きながら読む、至極の時間だ。

    政治的な主張が今までより多めだが、パロディ的で笑けてくる。音楽を言葉で表現して奏でているのが読んでいてとても楽しい。
    そして最後も引っ張りつつ、あっけなく終わる。
    エドワードが最後まで岬頼りな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    前作までと比べると政治的内容が増えた印象を受けた。
    読んでいても、「あ、この登場人物あの人だな」
    と一瞬でわかる。
    また、本当に音楽の表現が滑らかで美しい。特に岬洋介のピアノ演奏の描写が印象深い。
    次作が楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2023年12月04日

    大統領選挙により人種差別が横行するアメリカ、それを憂えるエドワード&岬の共演と「愛国者」による大統領暗殺が並行し…。音楽には全く縁がないが、岬が登場するだけで先を急いでしまう。とにかくピアノファースト、そして、人格者の彼を愛する人は多いだろう。

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    Posted by ブクログ 2024年04月18日

    継続して読んでいるシリーズ最新作!
    アメリカ大統領選・人種のるつぼといったテーマと、ガーシュイン作曲のラプソディ・イン・ブルーという組み合わせは良い( ´∀`)bグッ!
    ラプソディ・イン・ブルーがお披露目された初演が1924年2月らしく、今年は100年目という節目が感じられて嬉しかったです。些かミ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    岬シリーズ第8弾。
    シリーズなのにいつも岬が主観にならないのがうまいよなあ・・・。
    BLM運動が激化するアメリカで、ショパンコンクールファイナリストのエドワードと共演。一方「愛国者」は大統領の暗殺を引き受け・・・。

    いつもながら面白かった。
    ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、確かに聞い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    岬洋介シリーズ8作目。

    今回の舞台はアメリカ。
    2016年、大統領選挙の影響で人種差別が激化する中、ピアニストのエドワードは、音楽家として演奏で人々の心を融和させることができないかと考え、岬との共演でガーシュウィンの「ラプソディ•イン•ブルー」を引くことを思い立ちます。

    このシリーズの最大の魅力...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月29日

     岬洋介シリーズ第8弾。私の大好きなシリーズです。

     今回の舞台はBLM運動が激化するアメリカ…そして、岬洋介とともにショパンコンクールに出場し6位入賞を果たしたエドワードと、新大統領の暗殺を目論む愛国者の目線で展開する…。エドワードは、現状の黒人音楽を愛したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    コンサートをつくりあげるまでのそれぞれの心情、ピアノを弾いている時の心沸き立つような表現、どれも丁寧に描写されていて結末の複雑な心境により深みを出していたのが良かった。

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いまこそガーシュウィン の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    宝島社
  • ページ数
    288ページ
  • 電子版発売日
    2023年09月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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