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生活費月3万円、20年間定職に就かず生きてきた自称プータローの著者。せっかく東大を出て一流企業に勤めたがそれも辞め、一体どんな窮乏生活をしているかと思いきや…ベランダにはハーブ菜園、食卓はご馳走、毎週のように友人を招いて宴会と、まったく貧乏臭くない生活ぶり。どうしてこんなに豊かな暮らしが実現できるのか? 試行錯誤を重ねて編みだした、楽しくて賢い節約生活術を大公開! 1人前200円程度で名店の味に迫る「格安レシピ集」付きの使える一冊。
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Posted by ブクログ
よかったです。タイトルの通り、「年間100万円でどうやって生活しているの?」という疑問から、「なぜ作者さんがその生活を選択しているのか」ということまで書かれていて、胸をうつ言葉が綴られていました。
"何に贅沢を感じるかは、人によって違うのが当たり前。何に心の豊かさを感じるかもそう。なにも自分の幸福や健康をないがしろにしてまで、社会の常識や価値観をそのまま受け入れる必要はありません"
という箇所にグッときました。私自身、世間の価値観に翻弄されて体を壊したので身にしみてわかります。
色々な生き方があって良くて、作者さんみたいに、わずかな財産でも幸せそうに生きていけるんだなぁということが知れてよかったです。
Posted by ブクログ
東大経済から大手メーカーに入社、広報マンとして活躍するも30歳を機に退職。その後20年に渡り、相続マンションによる年収100万円の不労所得のみで慎ましい生活を送ってきた著者の人生ゲーム。
節約それ自体をゲームと捉える著者。ほとんど家で過ごし、趣味は料理。ベランダにはハーブ菜園を展開し、買い出しはスクーター。繁華街に出かけるのは年に数回という隠者っぷりが見事です。質素倹約の心。
衣料代について。
○これは時折下着類を補充する程度で、ほとんどかからない。
夏は甚平かアロハ。冬は作務衣かジャージ。他の季節はポロシャツやネルシャツ&ジーンズ。冬の外出用にダウンジャケットなど上着数点。しかもそれらほとんどが、20年前のもの!ーそう考えると、物持ちの良いことも、この生活に必要な資質かもしれない。
◆このあたり、"徒然草"の思想に通ずるものがあります。不労所得で隠者してるのも兼好法師と同じ。
○名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。
財多ければ、身を守るにまどし。害を賈ひ、累ひを招く媒なり。身の後には、金をして北斗を 拄ふとも、人のためにぞわづらはるべき。愚かなる人の目をよろこばしむる楽しみ、またあぢきなし。大きなる車、肥えたる馬、金玉の飾りも、心あらん人は、うたて、愚かなりとぞ見るべき。金は山に棄て、玉は淵に投ぐべし。利に惑ふは、すぐれて愚かなる人なり。(第38段)
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