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大藪賞&推協賞W受賞! 新鋭が放つ骨太ミステリ 昭和29年の大阪で起きた連続猟奇殺人事件。中卒叩き上げの若き刑事・新城と帝大卒の警察官僚・守屋は戦後日本の巨大な闇に迫る。 ※この電子書籍は2020年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
敗戦後10年頃の混沌とした社会 「戦後」という言葉の時期と意味は、人によって異なる。 いつの時代もうまく立ち回り自己の利を溜め込みのしあがる人、前を向いて進むことができずに過去を引きずりながら底辺で死んだように生きる人。 横溝正史の描く風景と松本清張の描く社会情勢が生暖かい空気のなかで匂い立ち、横...続きを読む山秀夫の警察小説の雰囲気も醸し出してくる。 極めて重い題材を関西弁の軽やかさでかわしながら核心へと迫っていく展開で、直木賞候補にノミネートされたのも頷ける。 えーもんみせてもろたわ、おおきに。
舞台は戦後の大阪。政治家秘書の殺害事件で招集された大阪の警察官の新城と、東京から派遣された堅物のエリート警察官の守屋が、衝突しながらも事件を追って行く話。 感想をまとめるのは難しいなあと思いつつ読み進めていたのだが、やはりなんとも難しい。しかしながら、事件解決に向けて面白く読み進めた。 戦後のまだ本...続きを読む当に汚くて先の見えない時代だなあと感じた1冊だった。
成長期の国家は、フロンティアを必要とするが、そこでは既存の秩序を超える荒ぶるものがおそらくある。そして、国家の進路が暗転し、そこから這い上がろうとするとき、従前の仕組みが孕んでいた矛盾を解消しようとして、無秩序、無頼、混沌が生まれる。そんな時期の大阪を舞台として、匂い立つようなリアルを感じさせる面白...続きを読むい小説だった。
戦争の傷跡が色濃く残る時代の警察の話。なるほど、こんな時代かと味わい深く読みながらも、ストーリー自体は特に深いようにも感じず、淡々と進んでいった印象。
色んなものが大きく変わるとき、自分が下の立場だから大変なんだろうと思い込んでしまうけど、上も上で大変で、難しいものだなぁと改めて思った。 守屋さん、お姉ちゃんと良い感じになりそう。お父さんともちょっと良くなれば良いんだけどな
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