渚の螢火

渚の螢火

858円 (税込)

4pt

3.9

1972年春。本土復帰を控えた沖縄では、それまで使用されていたドル札を円に交換する必要があるため、島中の現金を回収していた。そんな最中、現金輸送車が襲われ100万ドル(当時のレートで3億円以上)が奪われてしまう。高度な外交問題に発展する恐れがあるため、琉球政府および琉球警察上層部は日米両政府に秘匿したまま、復帰当日である5月15日までに事件を解決するよう指示をする。任務をうけた真栄田太一警部補は、様々な葛藤を抱えながら事件解決に挑むが……昭和史ミステリーの新鋭が描くノンストップサスペンス。

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  • ドラマ化

    「1972 渚の螢火」

    2025年10月19日~ WOWOWプライム
    出演:高橋一生、青木崇高、城田優

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渚の螢火 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    坂上泉『渚の蛍火』双葉文庫。

    『インビジブル』は予想外に面白い警察小説であったので、本作にも大いに期待したいところだ。

    帯に書いてあったが、本作は今年の秋、某有料衛星放送でドラマ化されるようだ。

    舞台は本土復帰を目前に控えた沖縄で、当時は米国政府と琉球政府とに統治され、本土からはパスポート無し

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    本土復帰前夜の沖縄を舞台にした骨太サスペンス。胸が熱くなる感じではないが、登場人物がそれぞれのアイデンティティーを求めてもがく姿は読みごたえがありました。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    小説としての面白さもあるが題材となっている外国だった時代から日本の地域の一員となる頃の沖縄背景が描かれていて興味深い。沖縄が好きなだけにより感情移入できた。

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    難しい時代の難しい場所を舞台にした作品で、サスペンスは最高ですし、終盤も含めて全編良かった。

    2916冊
    今年144冊目

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    1972年の復帰直前(の2週間)を描いたノンストップミステリー。奪われた100万ドルを追ううちに明らかになる真実や哀しい過去。
    複雑な出自を持つ琉球警察の主人公は自分のアイデンティティーに迷いながらも、真実を求め進む。
    良かった。復帰前後のヒリヒリ感(米軍への渦巻く感情を含めて)も伝わる。
    その時期

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    ずっと面白かったのだけど、終わり方がよく分からなくて星3つです。
    WOWOWでは結末どうするのか楽しみです。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    返還直前の沖縄。今イメージする沖縄とはもちろん全く違う。沖縄の暑くて熱い空気をまとわりつかせながら読んだ。

    ドラマ化されるということで。またきっとずっしり重いものになるのだろう。

    0
    2025年04月29日

渚の螢火 の詳細情報

  • ドラマ化

    「1972 渚の螢火」

    2025年10月19日~ WOWOWプライム
    出演:高橋一生、青木崇高、城田優

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