DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか
  • 値引き

DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか

1,210円 (税込)
847円 (税込) 12月18日まで

4pt

3.6

これまで生命が存在しないと思われていた「海底地下の世界」。
しかし、そこには地上を超える豊かな「生命圏」が広がっていた!

海底下の掘削調査で採取された「地質コア試料」から発見されたさまざまな微生物群。
・微生物たちはいつからそこにいて?
・なにから栄養を摂っているのか?
・なぜ超高温・超高圧(アッチアチのカッチカチ)の世界に耐えられのか?
これらの謎を追っていくと、そこには、これまで考えられていた生命観とは違った「生命システム」が見えてきます!

海底下深部からの地質コア試料から培養された古細菌(アーキア)には、御年・数千万歳を超えるものも!!
120度以上の高温、海底下2000メートルの高圧世界でも生き続ける!
食べるものがない「超貧栄養状態」を微生物たちは、どのようにサバイブしているのか!?
微生物の生命維持の限界はどこにあるのか?

地球科学はもちろん、生命の起源やその存続の謎へと迫っていくサイエンスのおもしろさを、実際に行われた「海底下生命圏科学掘削調査」の歴史とともに臨場感あふれる筆致で紹介していきます。

著者は、大学院生時代に出逢った科学誌「science」に掲載された「海底下地質サンプルからの微生物発見」の論文に衝撃を受け、その後、さまざまな科学掘削調査に参加、さらに海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」の調査航海を指揮しながら、極限環境に生きる微生物の調査を行っている研究者です。

海底地下の世界から「生命とは何か」という根源的な問いをもとに、「地球-生命システム」という大きな展望へと広がっていく、サイエンスのフロティアを紹介します!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学問の原点は人間とは何かを知りたいという欲求だと思う。
    宇宙に広がる世界は夢やロマンに溢れて耳目を集めるが、足下の海底世界に未知なる生命の世界があることを分かりやすく教えてくれる好著。人間は何処から来たのか、考えさせてくれる。

    0
    2023年06月08日

    Posted by ブクログ

    海底の下に生命はあるのか考えたこともなかったが、微生物が生きていた。生物の限界はどこまでなのか、我々の世界とどう影響しあっているのか興味深い。

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    ブルーバックスということもあり、かなり内容は専門的だと思います。それなりに用語も飛び交っている感じ。

    結構、研究活動の中身・紹介が多めなので、そういう部分に興味がある人は更に面白いかなと思います。

    0
    2023年06月20日

    Posted by ブクログ

    まずタイトルからして、勝手に海底に住んでいる深海生物の話と想像していました。
    実際読んでみると海底地下世界とは、海の底を掘削した先の世界だったことに気付き、自分の想像もしていなかった世界がこんなにも拡がっていたことに驚きました。
    こんなことを人類は行っていたのかと自分の無知を恥じ、同時に新しく入って

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    献本御礼。
    タイトルパッと見では、深海に纏わる知見が想起され、深海魚好きとしての興味が湧く。しかし、サブタイトルの"海底下"や"生命存在の限界"といった文言に触れ、自己理解の上を行く(この場合は下を行く、か?)ものと気付く。この時点で、本書に対する好奇が増す。

    0
    2023年06月13日

DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ブルーバックス の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

稲垣史生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す