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Posted by ブクログ
今年、Meta Quest 2を買った関連で著者の方をツイッターでフォローしており、購入。
非常に曖昧な「メタバース」という言葉に対し、明確な定義は避けている印象。そもそも、メタバース的なものが存在する世界というのは誰も体験していないため、何が起こるのか予想しづらく、全てがその世界に置き換わるわけではない(はず)だが、実現のための技術的な基盤は整ってきており、近い将来実現するもの、ということをメインで説明している。
世間一般には、メタバース=VRという誤解もある。本書で紹介されている事例に、フォートナイトの中で行われたライブで、そのプラットフォーム外で実際に金銭のやり取りが行われた、というものがある。フォートナイトはVRではないため、そういった事例を考えても、メタバースという概念自体とVRはイコールではない、ということだろう。(この捉え方も間違っている気がする)
ただ、VRゴーグルを実際にかぶっていろいろとやっている身とすると、世界が変わる感覚(メタバースが実現する世界)はVRなしでは訪れないんだろうなと思う。ARもすごい技術ではあるけれど、やはりそれは現実世界の延長である。自分が自分でなくなるみたいな強い感覚を得られるのは、アバター含めたVR空間だろう。ルインズメイガスというゲームをやっていても、ストーリーに対する感情の動きが通常のゲーム体験より強いと感じる。よく、レーシングゲームをやると身体も一緒に動くという話があるが、あれにさらに切迫感や痛みまで伴いそうな感じ。視覚や聴覚(本書でもあったが、聴覚のVRもすごく大切。)からの脳の処理というのは大事なんだな。そう考えると、人間って生きているだけで非常に多くの情報を得て処理しているんだな。
本の中ではメタバースの概念的なところもそうだが、実際に実現するにあたっての技術的な課題もきちんと説明してあって興味深かった。ゴーグルの進化もそうだし、アバターがどのように見えるかという点における全身トラッキングの必要性など、結局肉体から解放されても人類は人類であって、転生したらスライムだった件、のようにいきなりスライムの姿になってそれを受け入れられるほど(少なくとも一世代の人類としては)柔軟ではないんだろう。
ちょうど、コテンラジオで「老いと死」というシリーズをやっていて、AIやVRの技術が進歩して真のメタバースが実現したときの「死」の定義とはどうなるのか、とても気になる。論文とかあるのかな。
Posted by ブクログ
メタバースの現状、課題、未来
ネットワークゲームの技術やコミュニティの延長線上に、メタバースの発展がある。
HMDなどのギアの軽量化や、サーバ処理負荷や、基地局からサーバへの物理的な距離を考えると、エッジコンピューティングの活用
よりシームレスなコミュニケーションの浸透
個人情報の保護の観点や、法整備、メタバースの業界標準化といった話
映画やドラマでメタバースの世界観は浸透してきたかもしれませんが、ビジネスの活用を考えた時、日本の場合は、必要以上の変化を嫌うところもありますが(不要不急でないのに会社に出社の必要があるなど)、その先の未来を見たい気もします。
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ビジネス・実用
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