しょったれ半蔵

しょったれ半蔵

858円 (税込)

4pt

4.0

大河でも注目!本当は武士になりたかった男。

かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった?
戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。
時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。
変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。
しょったれとは、三河地方で「半端者」の意。武士にも忍びにもなりきれない半蔵は、それでも人と縁を繋ぎ、もがきながら死地を駆け抜ける。2023年大河ドラマでも注目のキャラクターが多数登場。気鋭の歴史時代小説作家による、忍びエンタメの最高峰、待望の文庫化!

※この作品は単行本版『しょったれ半蔵』として配信されていた作品の文庫本版です。

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しょったれ半蔵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月10日

    いよいよ6月の合同サイン会のサイン本の最後の一人,谷津矢車氏の作品。サイン本はもう一冊あるのだがそれは芦沢央さんのサインを2冊頂いたため。
    本作は名前だけなら日本人で知らぬ人はいないであろう服部半蔵を描いた作品。とはいえ,服部半蔵の名前は当主が引き継ぐものだったようだが。服部半蔵といえば忍者のイメー...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月10日

     面白かった!

     谷津先生の作品は絵師等芸術家を扱ったものが好きなんですが、勿論、他のジャンルが面白くないわけない!

     で、忍びとしても、武士としても、しょったれ(半端者)でしかない半蔵が家康の行く道を共に進む物語でした。

     その中で宿敵の梟、武士として家康に仕えながら、とうの家康に忍び働きを...続きを読む

    0

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