通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日

通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日

2,200円 (税込)

11pt

4.0

NTTは日本の空洞化危機を防げるか
通信150年目の岐路

今や誰もがスマートフォンを持ち、インターネットを使う。ネットなしの生活など考えられないくらいだ。その隆盛を土台として支えてきた通信インフラが巨大IT企業や政治に揺さぶられている。

既に海底ケーブルはその多くがグーグルやアマゾンなどの巨大IT企業が敷設するようになった。これまでNTTなど通信事業者の牙城と思われてきた、電話のコアネットワークにもこれらの企業が進出しつつある。

一方で、ウクライナ戦争に端を発し、政治によるインターネットの分断も進む。5Gでも米中の分断が起こっている。これまでの開かれたネットの世界は夢幻になっていくのか。

こういった巨大ITや政治の力がネットを揺さぶる中で、日本はこれからどのようにしていくべきか。NTTは独自のIOWN構想でその存在感を示そうとする。

本書は、このような激変期を迎えた世界の通信に関する動きに、地政学という切り口でフォーカスを当てる。これらの動きから、来る2030年代の情報通信の世界を展望する。

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通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月01日

    かなり近い業界にいるはずですが、知らなかったことが盛りだくさんでした。

    色々と見え方も変わった良書です。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    現在の通信業界を取り巻く環境がコンパクトにまとめられていて、最近の技術トレンド、政治情勢を把握できる。
    海底ケーブルへビッグテックが進出しているという話から、5G、edgeにまでAWSなどのクラウド事業者が進出していて、edgeなのでそれはもはやクラウドではなく、ローカルにまでビッグテックが進出して...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年10月27日

    キャッチーなタイトルというよりは、通信業界の現在と今後について知るべく読書。
    クラウドが全てを飲み込み圧倒的な力を握ることによるリスクを語った本。奇をてらったり、過度に不安をあおることはなく、可能性が提示されており、参考になる本。

    メモ
    ・GAFAは通信インフラへの投資として、国際通信の重要インフ...続きを読む

    0

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