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Posted by ブクログ 2023年04月06日
AIといえば遠からず人類の知性を凌駕するのではないかという怖れについて語られがちだが、本作で追求されるのは肉体(運動)の方である。機械的動作や競技運動を超えた究極の活動とも言えるコンテンポラリーダンスを義足でも満足に踊れるのか、ましてや観客の前でロボットと協演できるのか、という困難な命題に主人公に挑...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月10日
時代設定が2050年代でAI技術が発達していることを除くと、SF要素はあまりない。
事故で右足を失った若いコンテンポラリーダンサーが主人公。彼はAI制御の義足を身につけることになる。彼の父は高名はダンサーであり、彼も父を追って身体表現の高みを目指していた。
その父親が交通事故を起こし頚椎...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月22日
一番好きな作家というのはいないけど
一番好きな本はあって
それ書いた人なので
見つけて嬉しがって買ったはいいけど
なかなかに手強かった
SFの定義をいまいちわかってないので
期待してたSFではなかった
なんかもっと未来感が満々なのかと
そういうんじゃなかったけど
とても、とっても胸にくるお話だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月20日
1人の人間が挫折や困難を乗り越え懸命に生きようとする物語としてとても面白かった。
一方で、「人間性を伝えるプロトコルとは?」といったタイトルにもなっている疑問に対する洞察としては読み終わった今でもなんだかスッキリとせずぼんやりとしたままだ。人がダンスを見て、他の人間を見て、受け取るメッセージや情動が...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月18日
2022-11-17
ダンスに関しては完全に門外漢で、コンテンポラリーの舞台なんて数える程しか見にいったことがない。そんな自分でもダンス空間には魅せられた。
その小説は、その理由の一端を解き明かしてくれたような気がする。それもスペキュレイティブな描き方で。
さらには、リモートでのコミュニケーションの...続きを読む
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