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「F」の衝撃、再び
孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。
そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた
理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ
必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は
誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。
Posted by ブクログ 2022年12月12日
面白かった!この感じ、独特で刺激的。すっかり騙されて、それでも気持ちが良い。むしろ初めから騙されてた…。読ませて頂き、ありがとうございます!
「あれあれ、どうなるの?」って思って「え?」ってなって「だよねー」からの「そういうことかー」からの「すてき!」となる。この流れ、森ミステリがずっと好きな人な...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月06日
森博嗣作品はWシリーズの途中までしかまだ読めていないけど、年初めに何読むか考えたら「SAIKAWA Sohei's Last Case」のオメガ城を購入してしまいました。
犀川先生ってこんな感じだったっけ?とはじめに感じた違和感は当たっていて、他にも、服屋のモデルのような人は実はあの...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月10日
「仮説を立証しようとする時には、それを反証する証拠を集める努力をする」
帰無仮説の棄却とおなじようなことかもね。
結局人は見たいようにしか物事を見ない。その枠をはずそうとするプロセスの中に自由への道筋がある。
他者に共感しようとするプロセスもこれに似ているのではないか?
外すべきしがらみは自分の中に...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月01日
頑張ってネタバレなしで書きます!
私=S &Mシリーズ、V、四季、ギリシャ文字、Xを読んできた、ブランクありの20年来ライトな森読者
面白かったーーー。
シリーズ外とはいえ、タイトルにもあるように犀川先生が主人公。これは手に取るしかない。
事件はお馴染みの嵐の山荘バージョンなんだけど、こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月07日
森博嗣さんの得意の手法が取られていた作品でした。
ファンの方はきっと最初に違和感を覚え、読み進めるとそれが消えていき、最後に最初に感じた違和感を思い出して納得する気がします。
トリックの全ては語られていませんが、森博嗣さんで好きなのは数学的であり、無駄がなく本質を貫いたような断定した表現。今回は抑...続きを読む
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