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「あれ、こうて」とぼくが言うと、おかあちゃんは「そんなん、つくったる!」と、なんでもミシンで作ってしまう。それが、ちょっとかっこわるい。あるひ、ぼくは思ってもいないことを口にしてしまった。そして、おかあちゃんは……。せつなくて、あたたかくて、でも笑える、いとおしい家族の物語。
『てんごくのおとうちゃん』で、幼いころに亡くした父との思い出を描き、ユーモアにとどまらない奥深さを描いた長谷川義史氏。本書はその後日談でもあるお話で、“おかあちゃん”の明るさ、優しさ、力強さを、あたたかいタッチで描いた著者渾身の作品。すべての“おかあちゃん”と、その子どもたちへおくります。
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Posted by ブクログ 2014年11月21日
おとうちゃんが亡くなって、おかあちゃん、ねえちゃんと3人暮らしのぼく。
なんでもミシンで作ってしまうおかあちゃんと、ぼくの日常のお話。
『てんごくのおとうちゃん』続編。
何げに切ない内容を、関西弁のリズムがあっけらかんとした空気に替えてくれいて良い。
バッグに名前のエピソードには笑った。
最後の背広...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月15日
いつもの笑い前面だしタイプの絵本とは違いますよ-。
なんだか、懐かしい気持ちがわき出てキュンとなりますから。
なんでもミシンで作ってくれるおかあちゃん。
でもかっこよくなくて。。。
自分の思うとおりにおかあちゃんが作ってくれないところなんか
ちょっと思い当たる節が。
作ってくれたことには感謝の気持ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月06日
旦那を亡くしても頑張る母。
そのことは分かっているけど、少しズレてる母に対して葛藤を抱く主人公。
大人にとって母のズレは面白かったり、たいしたことだとは思わない。
でも、子ども社会ではたいしたことではない。
そういうところまでは考えが至らない母だけど、息子を大切にしようとしているのが伝わって...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月19日
ハナの奥がつーんとなる。
この感覚を例えるなら「北の国から」で
「五郎さんがこどもたちにたっっぷりの
無償の愛情を表現するけど、ちょっと的外れ」な
場面に似てる。
経済的には貧しい暮らしだし、
不満もいっぱいあるこどもたちなんだけど、
親が一生懸命、
しかもユーモラスにやってくれてることを、
彼...続きを読む
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