歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき

歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき

825円 (税込)

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歴史がつまらないという人は残念ながら多い。その理由を探るべく、歴史学の流れを振り返ろう。事実、記憶、視野の大小など、その考え方は変化している。これを知れば、歴史が面白くなるに違いない!

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歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文章が読みやすくて、かつ歴史学の歴史を大まかに把握できる点で、すごく優れた本だと思う。

    歴史学を専攻していない人、これからしようとする人、歴史学を学び始めた人、歴史学専攻の学部生あたりが読むと良い本だと思った。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    歴史が面白くない(と言われがち)のはなぜなのかということを切り口に、科学性、スケール(規模、範囲)、記憶との関係という3つのポイントに着目して、歴史学が科学として成立した19世紀のランケ以降の歴史学の歴史を概観。
    『歴史総合』の教科書の記述を糸口にして、歴史が面白くないことの背景に、現在も主流派をな

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

     学校教育で教えられている歴史がどうして面白くない(と感じる人が多い)のかという疑問から始まり、19世紀のランケから始まる科学としての歴史学のいきさつを読みやすい構成で紹介した本です。歴史の本ではなく歴史学の本です。
     学説史を説明しながら「グローバル・ヒストリー」や「ジェンダー史」のようなトピック

    0
    2022年11月23日

    Posted by ブクログ

    歴史学の歴史を概観しながら、「歴史って面白い?」という問いを考えていく本。歴史学の進化が必要だという著者の指摘に納得した。

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    確かに歴史の教科書って、個人の記憶や感情と切り離されて書かれてるから面白く感じなかった…
    ランケ学派が今日までパラダイムの中心になってきたから
    言論学的転回の考え方や、それに対して歴史学者がどう抵抗したり受け入れてきたのかが、興味深かった。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    「歴史って何のために学ぶの?」「暗記ばっかりでつまんないよね」という世の中の大多数の人たちに向けて、歴史に対する興味を引き出し、歴史の見方を変えるきっかけを提供してくれる。

    初学者から歴史学に精通した読者まで、幅広い層に向けた内容となっており、歴史学の基本から最新の潮流までを網羅的に学ぶことができ

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    歴史の教科書がなぜ面白くないのかという問いから始まり、ここ1世紀半余りの歴史学の歴史について語っていく本。
    この本を読んでみると、確かに私は歴史は好きだが歴史の授業にはあまり魅力を感じていなかったなと気がついた。
    正直学校での歴史は最後まで暗記科目としか認識していなかった。
    とはいえ、近年はその潮流

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    歴史学が科学として認識される過程を詳細に記述した内容だが、知らない事項が満載で圧倒された.振り返ってみると、単純に事実を記憶してそれが歴史の勉強だと思っていたのは間違えないが、この本で展開される理論構築の過程は非常に新鮮だった.

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    中高生でも少し背伸びをすれば読み通せる(さすがプリマー新書)なのだが、中高の先生がむしろ読むべき本かも、ということで読んでみました。
    高校「歴史総合」では歴史の見方を学ぶという意味合いが以前のカリキュラムより強いため、知っておかねばならないことが書かれているという意味で必携の書です。

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

     「歴史総合」が始まるからか、歴史とは何か、歴史を学ぶとはどういうことかに関する本が目につく。
     本書もそのような一冊であるが、“プリマー新書“ということで、高校生を相手にするようななやさしい語り口。
    ページ数もさほど多くなく、とても読み易いが、その内容は濃い。

     ランケ流の近代歴史学=科学として

    0
    2022年09月09日

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