歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき

歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき

770円 (税込)

3pt

4.0

歴史がつまらないという人は残念ながら多い。その理由を探るべく、歴史学の流れを振り返ろう。事実、記憶、視野の大小など、その考え方は変化している。これを知れば、歴史が面白くなるに違いない!

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歴史学のトリセツ ──歴史の見方が変わるとき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月23日

     学校教育で教えられている歴史がどうして面白くない(と感じる人が多い)のかという疑問から始まり、19世紀のランケから始まる科学としての歴史学のいきさつを読みやすい構成で紹介した本です。歴史の本ではなく歴史学の本です。
     学説史を説明しながら「グローバル・ヒストリー」や「ジェンダー史」のようなトピック...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月10日

    歴史学の歴史を概観しながら、「歴史って面白い?」という問いを考えていく本。歴史学の進化が必要だという著者の指摘に納得した。

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    歴史の教科書がなぜ面白くないのかという問いから始まり、ここ1世紀半余りの歴史学の歴史について語っていく本。
    この本を読んでみると、確かに私は歴史は好きだが歴史の授業にはあまり魅力を感じていなかったなと気がついた。
    正直学校での歴史は最後まで暗記科目としか認識していなかった。
    とはいえ、近年はその潮流...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    歴史学が科学として認識される過程を詳細に記述した内容だが、知らない事項が満載で圧倒された.振り返ってみると、単純に事実を記憶してそれが歴史の勉強だと思っていたのは間違えないが、この本で展開される理論構築の過程は非常に新鮮だった.

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    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    中高生でも少し背伸びをすれば読み通せる(さすがプリマー新書)なのだが、中高の先生がむしろ読むべき本かも、ということで読んでみました。
    高校「歴史総合」では歴史の見方を学ぶという意味合いが以前のカリキュラムより強いため、知っておかねばならないことが書かれているという意味で必携の書です。

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    Posted by ブクログ 2022年09月09日

     「歴史総合」が始まるからか、歴史とは何か、歴史を学ぶとはどういうことかに関する本が目につく。
     本書もそのような一冊であるが、“プリマー新書“ということで、高校生を相手にするようななやさしい語り口。
    ページ数もさほど多くなく、とても読み易いが、その内容は濃い。

     ランケ流の近代歴史学=科学として...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    歴史はつまらないという人は残念ながら多いらしい。歴史っていうと勉強ってかんじで課題本出なければ読んでいなかった。事実に面白いがいるのか。記憶だと事実といえるのかな?など考えた。ソシュールやジェンダーの話もでてきます。

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    Posted by ブクログ 2022年11月04日

    僕らが普段認識している歴史ってのは、ランケ学派によるもので「実証主義」「公文書至上主義」「資料批判」で成立しているのだそうだ。歴史を社会科学にするために必要なプロセスだったらしい。確かに。
    ところが「公文書」ってやつは、客観的なものでなく主観的なものに過ぎない。時の政府の都合に合わせて編纂されるし、...続きを読む

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