ぼけますから、よろしくお願いします。(新潮文庫)
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ぼけますから、よろしくお願いします。(新潮文庫)

649円 (税込)

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「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった――。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。

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  • ぼけますから、よろしくお願いします。(新潮文庫)
    完結
    649円 (税込)
    「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった――。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。
  • ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん(新潮文庫)
    完結
    605円 (税込)
    広島県で98歳の父と二人で暮らす89歳の母が認知症と診断されて4年半。お漏らしをしても知らん顔で、指摘すると「私はおらん方がええんじゃろ!」と逆ギレする。あの優しくユーモアに溢れた母はどこへ行ってしまったのか。心が揺れる娘をよそに、父はあるがままを受け容れるが、母が脳梗塞に倒れ事態は急変する。東京で働く一人娘が記録した老老介護の切実な現実と、温かく優しい家族の絆。(解説・村井理子)

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ぼけますから、よろしくお願いします。(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高に素敵な物語だった。事実をそのまま書いたドキュメンタリーだけど、本当に素敵な家族の心温まるお話しで、こんな生き方、こんな死を迎えたい、と思えるようないい本だった。

    0
    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    大好きだった人の死と直面する、その時に
    自分がどうありたいか。

    色んな考え方があっていいと思う。
    人それぞれ、各々家庭の歴史があるから。

    ちょっと風変わりな闘い方をした、ごく普通の
    家族の一部を覗き込みたいなら読んでみてください。


    わたしは惚れた

    0
    2023年10月27日

    Posted by ブクログ

    読みやすくてありのままで最高でした!
    認知症の人がどんな葛藤があるかや、家族の形は人それぞれなので、一つのケースなんだろうけど。
    全幅の信頼をおいてくれる人がいるだけで、人はこんなにも強く美しく生きられるんだね。

    お父さんのいい男ぶりはたびたび出てきます。
    いつも分かりやすく手伝ってくれるとか、成

    0
    2023年07月10日

    Posted by ブクログ

    映像作家である娘さんが、両親98歳と90歳の今にカメラを向け、その様子がニュース番組の中で流されました。その映像はただただ大変で可哀想だと思いました。
    この本には、父親と母親の元気だった頃が書かれています。これまで頑張って生きてきて、今があることがよく解り、可哀想なのではなく、読む者は長く生きてきた

    0
    2022年12月19日

    Posted by ブクログ

    自分の老後や、親の介護に不安ばかり感じていたが、これを読んで大丈夫かも、と思えるようになった。
    ☆安心せぇ。
    ☆介護は親が命懸けでしてくれる、最後の子育てだ。
    ☆介護はプロとシェア。家族ができるのは、一生懸命愛すること。

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    身近な人が認知症になったらどういうことになるか、をとても臨場感を持って感じられる。かと言ってどんよりした話ではなく、気軽とも言えるような語り口で語られるので構えずに読める。元気だったときの話、発覚する近辺の話、症状が進んでいくときの話、サポートを得るまでの葛藤やその後、といろいろな、けれども必ず必要

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    自分にも高齢の両親がいるので、決して、人ごととは、思えない。なにより、クスッと笑えてしまう、ユーモアのあるタイトルに惹かれた。本人が一番、不安であること、介護しているお父様が明るく献身的であること、離れていても両親を想う娘さんの気持ちなど、読んでて、心打たれるところが多かった。
    続編も読んでみたいと

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    当時、単行本で読んだが再読。
    私が年齢を重ねたこともあり感じ方が違う。
    揺れる想いが隠すことなく書かれる。
    「介護はプロとシェアしなさい。家族はその人を愛することが一番の仕事」
    他の本でもこのような言葉を見かけた。
    認知症のいいところ、悲しい記憶も忘れてしまうこと、と大変な中に幸せを見つけるのも大切

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリーだからこそ伝わってくるリアルな現状に心を打たれた。
    本当にこんなことがあるのかと思いつつ、これが介護の現実。
    いつか自分にも訪れるであろうから、少しでも楽しく介護に取り組めたらいいなと思った。

    病気になっても人は人だし、親は親なんだなぁと思わされた部分が凄く胸に響いた。
    ご両親の愛

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリー 高齢社会 老老介護
    共感

    難易度 やや易
    感動★★☆☆☆
    涙線★★★★☆
    興奮★★☆☆☆
    感心★★☆☆☆
    伏線★☆☆☆☆

    0
    2023年07月31日

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