あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント

あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント

1,500円 (税込)

7pt

4.0

老いることの豊かさを、父の暮らしから学ぶ

お父さんの言葉から生きることを学ぶ。死んでゆくことを学ぶ。何よりも大きな愛を学ぶ。お二人は、今も一緒に生きている。――大竹しのぶ(俳優)

認知症の母をお世話した父は、愛に溢れた“ええ男”だった!
自身の両親の老老介護をカメラに収め、日本中に感動を巻き起こしたドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の監督が紡ぐ、笑いと涙に満ちた家族の物語。

【著者コメント】
『ぼけますから、よろしくお願いします。』この、ちょっと人を食ったようなタイトルの映画は、ぼけてなおユーモアを失わない母と、鼻歌を歌いながら介護する父の、深い絆で結ばれた愛情物語となりました。父がひたむきに母を支える姿は人々の心を打ち、「お父さんみたいな人と結婚したいわぁ」と言ってくださるうら若き女性まで現れて、父に人生初の「モテ期」が訪れることに。
最初は何かの冗談かしらと思っていた私。あの地味で堅物の父のどこがいいんだろう?
でも、ファンの方たちに教わる形で、私もだんだん父の魅力に気づいてきました。そして、折にふれ父が呉弁丸出しでつぶやく言葉の深さや重みが、しだいに心にしみるようになってきたのです。
この本では、そんな珠玉の言葉たちを、三つの章に分けて紹介しています。(略)
100歳を超えても、こんなふうに生きられたら幸せかも。父の笑顔と前向きな言葉たちから、「人生100年時代」を生き抜く元気を、どうぞお受け取りください。(「はじめに」より)

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あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    テレビで初めて放送された時からのこの両親のファンで出版された本は全部読みました。お父さんの自然体で受け入れる生き方が大好きで、こういう風に歳をとっていきたいなと思うお手本のような歳の取り方です。

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』で信友直子さんのご家族のことを初めて知りました。妻の文子さんを自然体で介護する「お父さん」が、とても印象的でした。

    この本は、介護当時のこと、今の生活、100歳を越えた親友とのこと、104歳の同郷の石井哲代さんとの対談などを娘の直子さんが著したものです。

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    このご夫婦は仲が良くて羨ましい。
    うちの両親はこうはならず、介護だけでなく、夫婦の仲まで気遣わなくてはならないので、心労が増えるばかり。
    両親が支え合ってくれれば、子供は介護面の手助けだけで済むのにと思ってしまった。

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    なんて素敵なご家族!
    ご夫婦の馴れ初めからお母さんの看取り、そしてその後の暮らしまで…お互いが愛情を持って接していることが伝わってきて、じんわりと心が温かくなった。
    戦前生まれのお父さんは初めからこの柔らかな好々爺だった訳ではなく、色々な葛藤がありながらも柔軟に自分を変化させてきた方。
    この年代でこ

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    お母さんの介護のために90歳から筋トレを始めたお父さん。そこまで愛されたお母さんは何と幸せなんだろうと思いました。

    そんな愛情をいっぱい注いでもらったお母さんもお父さんと釣り合うくらい素敵な人だったのだろうと思いました。

    頑なな信念を柔軟に方向転換するのは、若くてもなかなかできないことだと思うの

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    『ぼけますから〜』のお父さん、可愛いし、かっこいい。あれから104歳になられ、以前のように出来ないことも増えてきたそう。それでも社会から可愛いがられる人になること、感謝を忘れないことをモットーに生きておられる。本当に人生の先輩からは学ぶことがたくさんある。まだまだお元気でいてほしい人。

    0
    2025年01月17日

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