加藤清正(上)

加藤清正(上)

750円 (税込)

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十五歳で木下藤吉郎(のちの秀吉)に仕えた虎之助(清正)は、股肱と頼む肉親の少い秀吉の重用に応えて、
山崎、賤ヶ嶽はじめ数々の合戦に名を上げ、ついに肥後の太守となった。小田原城を陥した秀吉を出迎えて、
清正はともに故郷中村に錦を飾る。翌天正十九年、太閤となった秀吉は朝鮮出兵を決意し、清正と小西行長に先鋒を命じた。

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加藤清正 のシリーズ作品

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  • 加藤清正(上)
    750円 (税込)
    十五歳で木下藤吉郎(のちの秀吉)に仕えた虎之助(清正)は、股肱と頼む肉親の少い秀吉の重用に応えて、 山崎、賤ヶ嶽はじめ数々の合戦に名を上げ、ついに肥後の太守となった。小田原城を陥した秀吉を出迎えて、 清正はともに故郷中村に錦を飾る。翌天正十九年、太閤となった秀吉は朝鮮出兵を決意し、清正と小西行長に先鋒を命じた。
  • 加藤清正(下)
    750円 (税込)
    秀吉の死によって朝鮮出兵は不毛のうちに終る。清正、行長の間に根深い対立を残しただけだった。 武断派と文治派を代表するその対立は、関ヶ原の勝敗を分ける決め手ともなり、世は徳川氏のものとなった。 慶長十六年、家康と秀頼の対面が無事終るのを見届けた清正は領国熊本でその生を終える。大坂夏の陣はその僅か四年後だった。

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加藤清正(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年08月11日

    海音寺版『加藤清正』。
    表紙も綺麗でお気に入りです。下巻と並べたいですね。

    秀吉に仕え始めた頃から描かれています。
    まずびっくりしたことは、1562年生まれ説ではないこと。桶狭間の合戦の時に2歳だったと書いてあるので、1558年生まれの様です。

    物語を通して、誠実で豊臣に忠実な人物で描かれていま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月18日

    肥後の国を築いた風雲児の素顔と生涯を描いた大作。
    15歳で木下藤吉郎に仕えた加藤虎之助清正、この上巻は秀吉の朝鮮出兵までを。虎之助の母への愛、母の虎之助への教えが素晴らしい。この本の収益は熊本地震の義捐金に寄付されます。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あくまで、誠実。

    そんなキャッチフレーズをつけてしまいそうなアレ風のソレです。

    誠意に満ちているから仕方がない!!
    杓子定規なのは誠実なので多少融通が利かないとしても仕方がない!!
    もう、お前は仕様がないな!!
    そんな半ば力技を伴うフォロー(?)がイイ味出してます。
    ちょっとデキる子、ベスト惜し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月29日

    言わずと知れた戦国武将。
    秀吉の家臣、石田三成との確執、朝鮮への出兵、
    虎退治、などなど
    イメージとしては剛勇。
    秀吉の物語には必ず出てくる武将である。
    その加藤清正から見た戦国の時代とは
    どんな感じに見えるのか。


    この上巻では秀吉という稀代の人物の偉大さを
    改めて認識した。
    その秀吉により影響...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月29日

    上巻は秀吉に仕えてから朝鮮出兵まで。若い清正は清水宗治や別所長治、吉川経家など籠城の末城兵を守る為責任をとり切腹する姿に感銘を受ける。母は熱心な法華信者で清正自身も母からの多大な影響を受け信心深くなる。三成とは出逢いから馬が合わず常に対立しその同僚の小西行長とも朝鮮出兵後反目しあう。

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    Posted by ブクログ 2015年06月29日

    この方は好き嫌いが激しいと思われる。
    歴史に忠実かもしれないが、武将列伝で加藤清正を師団長レベルの人間と書いており、清正好きの私にはなぜこの人の話を書くのかという疑問が消せずに読んだ。
    そのためか、説明が多く、著者の考えを述べることが多く、小説として入り込めない。
    思ったより、加藤清正が悪くかかれて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月29日

    歴史小説ってだいたいそうだと思うけど清正側からしかかかないし都合の悪そうなところはぼやかすからこれぞ!という爽快感はなかった
    でも清正がたどった道はわかったのでその点はよかったかな

    え、なんでそこでそうする?とかいうことが多々あったけど本当はどうしたんだろう

    ちゃんと熊本の治世の基礎を築いた人だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月01日

    加藤清正の生涯を綴った作品。清正の魅力が全面に出ている分、やや美化されすぎなのではと思うところも少々あり。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月14日

     蒙古来たる、戦国風流武士を読んでいる。3冊目。豊富な資料の読み込みと著者の史観がはっきりしているおかげで清正像が非常に明確になっている。

     前半の本書は少年時代から朝鮮出兵までであるがちょうど秀吉に可愛がられている時期にあたり秀吉の人柄が主に描かれている。清正が如何に秀吉に影響を受けていたかを丁...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月03日

    読みやすく、清正の描写も只管に律義者、気宇も広く、好感が持てます。この小説では小西と最初は仲悪くなく、朝鮮出兵で一気に険悪に(笑)後半になるにつれ、処々で筆者の個人的見解・批評が増え、小説らしさがやや薄れているのが残念かもしれないです。

    0

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