聯合艦隊――「海軍の象徴」の実像

聯合艦隊――「海軍の象徴」の実像

1,870円 (税込)

9pt

4.0

誰もが知る「聯合艦隊」初の通史。
東郷平八郎や山本五十六ら聯合艦隊司令長官は、ともすると海軍大臣よりも一般に名の通った存在である。
では、聯合艦隊とはどのような「組織」で、どのような役割を果たしていたのか。
本書は、本来、戦時や演習時に必要に応じて編成される臨時の組織に過ぎなかった聯合艦隊が平時に常設されるようになり、海軍の象徴として政治的にも大きな存在となりながら、次第に戦争の現場に合致しない組織となっていく過程を、鍵となる司令長官の事例を軸に説き起こす。

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聯合艦隊――「海軍の象徴」の実像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    聯合艦隊の通史だが、特に太平洋戦争前の山本五十六長官時代以降が読み応えがある。
    日露戦争時の東郷平八郎が陣頭指揮したのに、山本五十六が真珠湾でも後方にいたのは何故かと思っていたが、各方面での指揮をとる為の山本五十六の改革によるものとは知らなかった。

    この段階で聯合艦隊の存在意義は失くなったのだろう

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    日本海海戦や真珠湾攻撃など、栄光の連合艦隊という印象を抱きがちだが、日清・日露戦争における過去の栄光や伝統に縛られ、新兵器の発達や戦術の変化に対応できず、太平洋戦争後期では連戦連敗となる様相や原因が詳述されている。特に印象的だったのは、陸軍を島嶼部に進出させては補給や共同作戦に後ろ向きで、ひたすら自

    0
    2023年02月14日

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