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Posted by ブクログ
「諸君、頭を高く上げよ。この世で命よりも大切な名誉のために戦うのだということを想え。そうすれば富も繁栄も自由も栄光も後からついてくるであろう」騎士道とは、結局、名誉なんだと感じさせられます。
嵐にあい、漂流したティランは、北アフリカのイスラムと戦い征服する。そして、ギリシャへ最後の戦いに挑む。
戦闘は知恵の争いと語るが、要は、奇襲戦なのでしょうか。微妙に相手を油断させ、そこを鋭く攻撃し全滅させる。これは、真っ当な闘いなのか、疑問が残る。
そして、降伏したイスラムに対する対応(全滅を求める騎士と降伏を認める皇帝)が、騎士と皇帝を区分する。だから、ティランにはギリシャを治める術はなかったのかもしれない。そして、神に召されることとなる。ここで、甥のイポリト登場が自然な帰結なのでしょう。
長い騎士道の物語がここで幕を閉じる。あらためて、西洋がこの時代から”対話”で成り立っていることを感じる。常に、意見と反論。立場や老若男女を問わず語り合う。日本の武士道とは似て非なるものを突き付けられたようです。
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