学生時代に苦手だった大智とお見合いした翠。すっかり美男子に成長した彼は優しく紳士的。「好きで仕方ないんだ」ひたむきに思いをぶつけられれば、つい絆されそうに――。身体中にキスで所有の印を刻む、執拗な愛撫。「翠をめちゃくちゃにしたい」熱杭を埋められ、快感に喘いで。彼と一緒にいることが幸せになりつつあるけれど、気付けば彼の策略に全面包囲されていて!?
男性恐怖症と言う悩みを抱える彼女を、包み込んで囲っていく話しかと思っていたら、それだけでなく彼の抱える悩みもあって、読む前に思っていたお話よりも、深くしっかりしたお話でした。
愛を受けて、愛を返したいと思い、行動にするって大切なんだなって思い出させてくれました。
お勧めです。