無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫)

無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

果てしない無限の宇宙の神秘を量り、一個の水玉である自分の生命を描きたい──。長野県の生家を飛びだし、1950年代に単身渡米。ニューヨークでの無名時代の生き地獄、襲いくる心の病にも負けず、社会の既成概念に挑み、芸術への尽きせぬ情熱を開花させた、日本が誇る天才アーティスト。その魂の軌跡と愛した人々、進化し続ける創作について、自らの言葉で綴った、勇気と感動の書。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1044504
  • 電子版発売日
    :
    2021年11月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    24MB

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無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エネルギーに溢れている草間彌生さん。
    自己改革は死を見出すためだったとも書いてあった。
    死んでなお残る作品、本当にたくさん遺されました。
    RIP

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    松本市立美術館で買ったポストカードが家に帰るまでに折れてしまわぬよう、ケースとして購入。特に読むつもりはありませんでしたが、読んでみると止まらずに1日で読み切ってしまいました。
    カボチャと水玉模様の精神病の世界的なおばちゃん、と言う程度のイメージしかなく、果たしてなぜその思想を知らないのか、知らなかったのだが、読んで納得。日本の風土で受け入れられなさそうな思想を持っており、今の世では特に炎上必至な思想に感じられます。ただ、目指す未来は明るい未来であり、その思想は危険思想などではない。出る杭が打たれる日本に馴染ませるには何ができるか、我々も考える必要がありそうだ。
    それはそうと、同じくニューヨークで活動していた芸術家のキースヘリングとの類似点を多く感じた。性と平和を大きなテーマに掲げており、反復や増殖と言った表現技法にも被るものを感じる。調べてみると、活動時期は被っておらず、交流もなかったようなのだが、彼らの間に交流があったのなら世界はどう変わっていたのだろう、とIFストーリーの妄想を膨らませています。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    草間彌生の書く文章が想像以上に詩的で魅力的なので驚いた。読み物として引き込まれるし、草間本人の情熱とか愛が直に伝わってくる。

    才能と芯の強さは勿論のこと、草間彌生って本当に色んな人に愛されて支えられてきたんだな〜としみじみ…。単に彼女が魅力的なのもあるけど、然るべき時に適切な人に頼れる能力というのはとても大切で、その中で自分の力を信じてとにかく活動と発表を続ける事の重要性を実体験を通じて教えられる。

    読者である美術関係者・また美術に興味のある人間に直接向けているような文章が散りばめられていて、たまにドキッとする瞬間がある。これからアート・デザインに直接関わっていく人々と、アートを好む人々は一度読んでみるべき良書だと思う。

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    草間彌生さんの自伝。確かな言葉で綴られるあまりにも過激な生き様にひたすら驚いた。精神の病とせめぎ合いながら唯一無二の草間アートを作り続けたその強靭な精神力には感服するばかり。ジョセフ・コーネル、ストーカーじゃん!とも思ったが、この年の離れたパートナーに敬意を払っていた彌生さんも立派な人だ。ズシンと肚の底に響く自伝だった。文才も素晴らしい。

    0
    2018年10月17日

    Posted by ブクログ

    あらゆる常識にとらわれず、
    あるがままに生きる草間彌生氏の自伝。

    違法であろうとなんであろうと、
    自身のうちの声に正直に生きる姿が素晴らしい。
    コンプレックスを前面に打ち出し、数億本を数える男根を作ったというのも脅威的だ。

    あらゆる批判を気に留めず乗り越え、
    時代を凌駕して前衛的に進んでいく姿は、
    真の芸術家として尊敬に値する。

    「人間に衝撃を与える」
    人は衝撃派によって目覚める体験を人生で経験することがある。その目覚めは一生を左右するほどの影響力だ。

    そのツールは人それぞれ。
    公共の場で全裸で抱き合い接吻しセックスを始めるボディペイントの祭典。
    都度10から15くらいの法律を犯しているが、法律とは既成の概念であり、自分の芸術はそんなものとは無関係と喝破する。

    そういったことを凄まじいということ、その受け取り方自体が既成の概念だと。


    時に警官でそれは犯罪ですよと、法律を振りかざし無礼な態度で物申してくる輩がいるが、まさにそれだ。だから何だと言いたい。

    法律などは、国と時代が変われば変わるものであり、人道を侵しているわけでもなく、人のお役に立っているのであれば、尚のこといいではないかと思うこの頃。

    百歩譲って、だからといって高圧的態度でいい理由にはならない。

    そうゆう時は、乏しい人間性に辟易とする。

    0
    2018年07月10日

    Posted by ブクログ

    読んで、草間彌生さんが大好きになった。
    あのドットは何を意味ていたのか。やはり、芸術には全て背景があって、そのコンテクストを探るところから始まるのかな。

    恐怖を乗り越えるための芸術。アート。expression。

    0
    2014年09月03日

    Posted by ブクログ

    いやー、非常に面白かった。彼女しかできない生き方を一生かけて全うするものすごいエネルギー。現代美術はよく分からないけど、自分の人生の生き方という意味で私も私らしく生きたいと思う。死に際が近づいているからこそ作品を残すパワーにみなぎって勢力的に活動しているというのも素敵だと思う。アーティストってはちゃめちゃなんだけど、やっぱりとことん魅力的だなあ。クレージーな天才であるサルバドールダリとも交遊があったと知り、やはり類は類を呼ぶなあと。日本の画一的な右倣えを暗黙に求める没個性なところに辟易する気持ちと共に、海外から日本に帰って、日本の自然の美しさや人の優しさに感動する気持ちも共感できる。そして、海外に住む日本人の悪い日本人のところ、まあ妬みやらがみえて辟易する気持ちにも同調。。私が、初めて彼女を知ったのは二年前の六本木ヒルズのヴィトンの路面店のショーウィンドウに飾られていた彼女の水玉だった。閉店後の夜の明かりに照らされて不思議な気持ちになった。そのときは一緒にいた友人がおー、草間彌生のデザインだーと写真を撮っていてへー有名なのかあと思ったくらい。この本も偶然美術館のショップで見つけて購入。最初のアメリカに渡った地がシアトルであることに勝手に親近感を覚え、ニューヨークで活躍しはじめるアメリカンドリームな話も読んで面白かった。いつか作品展行ってみたいものだ。

    0
    2014年07月21日

    Posted by ブクログ

    今現在のものが第二次草間ブームだとしたら、第一次はもっと面白かったんだろうなあと思わせてくれる自伝。アーティストとしての姿を知りながら家族との軋轢等の記述を読むと、そんなことあるのかと思ったりするが、ふと彼女が80歳を過ぎた、一般的には「おばあちゃん」であることを思い出して納得する。戦前戦後の日本では確かに大変だっただろうなあと。

    0
    2013年06月28日

    購入済み

    凄い!としか言いようが無い人生を、休む事無く駆け抜けた一生だったのでは、無いだろうか。ある評論家の言葉を借りれば、「壮絶にして絢爛たる闘争の記録」その闘争の記録こそが、残された作品達なんだろうと思う。読んでいて、息苦しくなるほどの生き様だった。読み終わって、ほっとしている自分が居る。あの、ちょっとユーモラスな、水玉の南瓜のオブジェを見に行きたくなった。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    草間彌生の自叙伝。長野の種苗農家の生まれ。養子婿の父親は、女遊びに明け暮れて母との喧嘩が絶え間なかったらしい。そんな中で育った彌生は、男の性欲に対しての嫌悪感が凄まじい。その憎悪感からニューヨークでは、男女のヌードをテーマにしたパフォーマンスを繰り広げ、世間から乱交パーティーの胴元のような扱いをされたようだ。ニューヨークから帰国後の日本は、未だに男社会であることにげんなりしたようだ。そんな人生でも心底愛した男が二人いた。彌生自身がかなり狂人的な性格だったように感じた。

    0
    2026年09月22日

無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    無限の網―草間彌生自伝―(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1044504
  • 電子版発売日
    :
    2021年11月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    24MB

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