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共にされく(漂浪く)魂をもつ作家が、石牟礼のはみ出し溢れ出し、時に飛び去る類い稀な言葉の数々を追って奇跡の作品群に迫る。敬愛してやまない作家に真摯に対峙した渾身の論考集大成。
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Posted by ブクログ 2021年04月18日
石牟礼さんの三回忌を前に、インタビュー集「みっちんの声」と共に出された石牟礼道子論集。池澤夏樹をしても石牟礼さんは掴みきれないという無力感が感じられて好ましい一冊。おそらく同じように不足感を感じたであろう米本浩二の評伝を立てているのも同じ志と失意を共有する仲間のようで好感がもてる。それにしてもやはり...続きを読むいくら言葉を費やした石牟礼論であっても、石牟礼さんの一行の引用にはかなわない。
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されく魂 わが石牟礼道子抄
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池澤夏樹
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