テアイテトス

テアイテトス

1,210円 (税込)

6pt

3.8

知識とは何か,真にものを知るとはどういう場合を言うのか.当時行われていた三つの知識説をとりあげて批判しつつ,哲学が様々な角度と立場からの吟味や思考を要求するゆえんを示す.有名な無理数論やソクラテスの産婆術などのエピソードを交えた対話篇.日本における本格的なプラトン研究をきりひらいた泰斗による翻訳.

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テアイテトス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    同じ田中先生訳が岩波文庫に収められていましたが、底本をプラトン全集に変更し、補注を加えるなどした決定版!産婆術のエピソードや無理数論、知識とは何か論など、談論風発で大変面白い。

    0
    2015年09月25日

    Posted by ブクログ

    プラトンということで。
    「知る」ということがどういうことなのかを巡って数学者とソクラテスが考える。知るということがどういうことなのか、考えてみたくて読んでみることに。
    プラトンのいわゆる主要な対話篇と異なり、その思想体系を突き詰めた対話篇では決してない。しかし、それはひとえに、「知る」ということを考

    0
    2017年05月01日

    Posted by ブクログ

    もう二度とレジメにしたくないですねー笑
    話が結構込み入っていてややこしい。
    知識とは何かを問いながら、「~ではない」というかたちで反駁していく(結局こたえはみつからないのだけれど)。

    ヘラクレイトスやプロタゴラスの言葉ーー「万物は流転する」「人それぞれ」ーーというかたちの相対主義をいかに乗り越え、

    0
    2015年09月11日

    Posted by ブクログ

    ソクラテス先生母直伝の産婆術を使うも失敗の巻。

    知識とは何か?というテーマで議論をして、
    仮説を立てて議論をするが結論は出ない。

    「産婆術」という言葉の出典元であるが、
    ソクラテスが他の本でも行っているやり取りであり、
    しかも失敗に終わっているので、
    産婆術を学ぶために読む本でも無いらしい。

    0
    2017年12月24日

    Posted by ブクログ

    常日頃、反「プラトン主義」をキーワードにしている私であるが、プラトンを読むのは結構すきである。

    それは、別に反論する相手を良く知ろうということではなくて、純粋に読んでて面白いからである。

    というのは、プラトン自身は、いわゆる「プラトン主義」に収まらない過剰なものがある思想家だと思うし、仮にプ

    0
    2017年04月30日

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