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気候変動、人口動態、経済ネットワーク……アジア史の視点から俯瞰的に捉えた意欲作 気鋭の東洋史家による、教科書で語られない「真実の日本史」。 日本史の見方が大きく変わる! 漢語資料上の日本/「コピー国家」からの脱却/元寇後も続いた〝政冷経熱?/日本を豊かにした「倭寇的状況」/意図せざる幕府の「鎖国」政策/享保の改革は「中国離れ」/江戸中期に固まった「日本人」の定義/帝国「日本」の誕生/中国の近代をつくった梁啓超の慧眼/「一体化」日本と「多元共存」中国の相剋 etc.
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Posted by ブクログ
日本は客観的にみてどうだったのかがわかる。 島国発展遅い。文字を使うようになったのは6世紀ごろかぁ。いまもIT化もろもろで遅れをとっている。 日本が中国をコピーし、中国が日本をコピーする。 日本がバルブ崩壊後、中国もコロナ後くらいに崩壊している。日本もかつて鎖国をしたが、中国も情報を遮断している...続きを読む。GAFA製のほうが中国のよりもスマートで使いやすいかなと思うので、アメリカのIT技術が中国を完全に侵食してしまったら、中国の経済発展は見込めないだろう。とりあえず歴史は繰り返される。 福沢諭吉よ。 とりあえず日本人は日本にいて、中国人は中国にいて矛盾を抱えて生きている人も多いんじゃないかと思う。ほかの国はどうなのだろうか。 日本が中国と比べて、小さくまとまっているのは、いまも昔も変わらないのか。 世界史編とセットで読むと面白い。
今では政治的にも経済的にも不可分な日本と中国。 ただその関係は常に複雑で、私自身は妙な「しこり」を感じていましたが、本書によって、しこりは大いに小さくなりました。 日本史・世界史と二分化し、学校教育の中でも不人気になりがちな学問も、このように整理されれば、とても面白く学べると思うのですが…
日本の歴史を大変緩やかに大きな時間軸で捉える良書。 冷静に、日本国民が広く西洋を意識し出したのは、江戸時代後半の蘭学以降の、ここ最近のことだし、それが急激に強まったのは、第二次世界大戦以降のアメリカの属国になってのことだ。 地政学的には、中国・朝鮮半島・沖縄の方が死活的に重要なのは言うまでもなく...続きを読む、文化的にも類似している東洋の視点で日本の歴史を捉え直してみたい方には大変オススメだと思う。
非常に面白い。中国史と相対化されていることで、日本の形成され方、特徴がより立体的に見えてくる。細かい差異にこだわらず、ざくっと大きく時代をくくっているのもいい。歴史の流れに集中して理解できる。
audibleにて。日本の文化の多くは中国経由で入ってきてるから、中国史とつなげて日本史を見る視点はとてもいいと思った。特に日本の富国強兵の時代と清朝の没落の時代は比べごたえのある局面だと思う。
以前から日本史を理解するには、中国史との関係を探るのが一番ではと思っていて、この本のタイトルを見た時、これが求めていた本だと思った。 古代から近世までの中国王朝と日本の関係は想定内だったが、何より今まで脈々と続く、近代日本と中国の関係こそ、この本の真骨頂と言える。 国民国家になる素性を持っていた島国...続きを読む、日本と、大陸で多くの民族や国家との侵略、交流がらある多元的国家たる中国の関係は今まで思いもよらなかった視点で面白い。
日本の歴史を中国との歴史との関連という点から捉えた一冊。本書の目的は中国史・世界史のひろがりの中で、日本とその歴史を体系的に捉えなおすこと、著者も述べています。 歴史をいろいろな視点から見ることのできる本は積極的に読もうと思っていますが、これもその一環です。 日本にとって中国は、古代から大きな影響を...続きを読む受けてきており、古くは遣隋使・遣唐使、日宋貿易や勘合貿易、白村江の戦い、元寇、朝鮮出兵、日清戦争、日中戦争など、いろいろな場面で関係が見えてきました。本書では、そのような表面上の関係ではなく、かなり深いレベルでの考察が多く、かなり興味深い内容でした。 著者は、本書をまとめた結果、今後も大陸・半島と友好関係を築くのは難しい、と結論付けています。一方で、歴史的な経緯をわきまえて目前をみつめなおすこと、自他の客観的な理解につとめ、それを粘り強く表現説明してゆくことが重要としており、私たち自身が歴史を学び、それを教訓に、今後どう行動すべきか、非常に大きな問題を提起された、考えさせられる内容でした。 <目次> 第1章 日本史は中国の“コピー”から始まった【古代~平安時代】 第2章 アジア・システムからの離脱【平安時代~鎌倉時代】 第3章 「日本全体が入れ替わった」時代【室町時代~戦国時代】 第4章 「国家」の成立【江戸開府~元禄・享保時代】 第5章 「凝集」する日本【享保時代~開国前夜】 第6章 開国と日中対立の始まり【幕末~明治維新】 第7章 朝鮮半島をめぐる外交と戦争【明治時代】 第8章 アイデンティティの破滅へ【大正時代~昭和時代初期】 結 現代への展望
日本が中国から影響を受けているのはそうだよなという感じだったが、近代になって日本が中国に与えた影響もあるというのが興味深かった。国民や憲法という言葉は、西洋から日本経由で中国で広まったらしい。 日本はもともと為政者と一般ピープルの壁があまりなく、中国は完全に分断されてたから国民国家の目覚めも日本の方...続きを読むがハマりやすかった、というのも納得。面白かった。
前著「世界史とつなげて学ぶ中国全史」が面白かったので、読んでみた。 最近、昭和史の本を読んで、どうして日本は中国や米国との戦争に向かったのかというところを学んでいて、一つ一つの事件に含まれるなかなかに現実の複雑性を味わっているところで、いわばかなりミクロの視点を見ていたところ。 で、この本は、「...続きを読む日本全史」というロングスケールの時間軸で、かつ中国史、および中国との関係史のなかでの超マクロな視点で、その辺のところを論じている。 前著と同様に、だれがどう判断したとかみたいな話しではなくて、気候、人口、経済とかのマクロな要因を中心に世界史との関連のなかで議論が進んでいく。 なるほど、日本が中国から受けた影響、そして、日本が中国に与えた影響のなかで、近代においては、日中の対立がどう展開していったかが構造的に解明される印象。 そして、戦後においても続く日中、日韓関係の問題も一貫した視点で理解することを可能してくれる。 ちょっとマクロすぎる感じはするけど、この視点は大事だな〜。
<目次> まえがき 第1章 日本史は中国の”コピー”から始まった…【古代~平安時代】 第2章 アジア・システムからの離脱…【平安時代~鎌倉時代】 第3章 「日本全体が入れ替わった」時代…【室町時代~戦国時代】 第4章 「国家」の成立…【江戸時代~元禄・享保時代】 第5章 「凝集」...続きを読むする日本…【享保時代~開国前夜】 第6章 開国と日中友好のはじまり…【幕末~明治維新】 第7章 朝鮮半島をめぐる外交と戦争…【明治時代】 第8章 アイデンティティの破滅へ…【大正時代~昭和時代初期】 結 現代への展望 <内容> 専門は中国近代史。その泰斗が中国を踏まえての日本史を描く。専門の近代史は面白かった。その視点から前近代史も日本史側が見ないようなことを指摘し、知的に遊ぶことができた。
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中国史とつなげて学ぶ 日本全史
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岡本隆司
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