新・地獄堂霊界通信(5)

新・地獄堂霊界通信(5)

少年・青年マンガ
792円 (税込)

3pt

5.0

てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。
地獄堂セカンドシーズン第5巻登場!
条西と上院で起こった少女連続殺人事件。三人悪は条西の小さな教会の神父・古田を犯人だとにらみ、監視を続けていた。そんなある日、古田が補導した少女達を教会に連れてきた。椎名とリョーチンは古田の犯行を危惧し無謀にも教会に潜入。古田に見つかってしまい地下室に落とされてしまう。リョーチンのメモを見たてつしは三田村巡査と教会に向かうが──。
おやじから預かった“業魔の石”。命をも奪われかねないその石を、てつしは使わざるを得ないのか!?
「業魔の石」編、完結!

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  • 新・地獄堂霊界通信(1)
    期間限定無料版あり
    748円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 地獄堂セカンドシーズン第1巻、装いも新たに登場!  世間を騒がせる連続女児誘拐殺人事件。それは凶悪な魔物「首斬り鬼」のしわざだった! 事件を追う蒼龍とともに、上院町に現れた魔物を倒せ!!
  • 新・地獄堂霊界通信(2)
    748円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 地獄堂セカンドシーズン、おまたせの第2巻!  ヨーロッパからはるばる地獄堂を訪ねてきたブロンド美女、ヴェレッド。彼女は妖怪専門の殺し屋だった! かの地では最強の吸血鬼・バルドイードが復活し、ヴェレッドは彼との決戦で窮地に立った蒼龍の魂を宿し来日したのだった。 まもなく追っ手がやって来る! 三人悪に与えられた使命とは──。 アクション満載の「魔弾の射手(しゃしゅ)」編開始!
  • 新・地獄堂霊界通信(3)
    836円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 地獄堂セカンドシーズンの第3巻登場!  化け物専門のガンファイター・ヴェレッドの体内に保護された蒼龍の魂を狙って、欧州最強の吸血鬼・バルドイードの邪悪な腹心・ファルゴールが日本ににやってきた! 三人悪、カンナ、流華は蒼龍を守るため、ヴェレッドとともにファルゴールを迎え撃つことに! てつしは対妖魔拳銃「アークエンジェル」を使いこなすため、ミッタンの身体を借りて特訓に励み決戦の時を迎えるが──。アクション満載の「魔弾の射手(しゃしゅ)」編、完結! 短編「寒椿」前後編も収録!
  • 新・地獄堂霊界通信(4)
    792円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 地獄堂セカンドシーズン第4巻登場!  隣町の条西と三人悪が住む上院町で残虐な「無差別少女連続殺人事件」が発生! だが犯人逮捕へ何の手がかりもなく、住民は恐怖におびえていた。 一週間後、三人悪は地獄堂を訪れた三田村巡査の背後に事件の被害者・高尾まり子の霊を見た。 まり子はたまたま通りかかった三田村に救いを求めてすがってきたとおやじは言う。 まり子を救ってやりたい。三人悪は、まり子の霊がいた場所を探すため行動を開始する。 だがそこはまり子の「殺害現場」でもあり、殺人鬼が現れる危険も伴うのだ━━。
  • 新・地獄堂霊界通信(5)
    792円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 地獄堂セカンドシーズン第5巻登場!  条西と上院で起こった少女連続殺人事件。三人悪は条西の小さな教会の神父・古田を犯人だとにらみ、監視を続けていた。そんなある日、古田が補導した少女達を教会に連れてきた。椎名とリョーチンは古田の犯行を危惧し無謀にも教会に潜入。古田に見つかってしまい地下室に落とされてしまう。リョーチンのメモを見たてつしは三田村巡査と教会に向かうが──。 おやじから預かった“業魔の石”。命をも奪われかねないその石を、てつしは使わざるを得ないのか!? 「業魔の石」編、完結!
  • 新・地獄堂霊界通信(6)
    続巻入荷
    792円 (税込)
    てつし、リョーチン、椎名……。中学生も恐れをなすワルガキ三人組、人呼んで「イタズラ大王三人悪」。三人が薬屋“地獄堂”ののれんをくぐったとき、異界への扉が開かれた! 謎のおやじに“力”をもらった三人悪は、上院町の怪異に次々と遭遇。事件を通して、この世の様々な不思議や人の想いの複雑さを受け入れ、一歩一歩、成長してゆく――。 日本各地の山林や川の開発現場でネズミの大群が現れ、作業員を襲う事件が発生。三人悪は自然破壊とネズミの関係に興味津々だったが、隣町・条北の子供達の遊び場「おわん山」にも開発の危機が訪れた! 条北小と上院小の子供達は結束して反対運動を起こすが…。 あらゆる人々の心を揺さぶるファンタジック・ホラー、セカンドシーズン早くも第6巻!

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    端的に言って、この(5)は最高だった。
    正確に言えば、この「業魔の石編」が最高だった。
    前シリーズの最終決戦、「vs死神編」に匹敵している、と断言したい、一ファンとして。
    どちらが上か、そこは決め難いが、敵としての醜悪さは、私としては、死神よりも、今回、てつしたちが対峙した、人間の神父にして猟奇殺人鬼である古田の方が上回っていた。
    確かに、死神も死神で、許されざる悪だった。己の役目を放棄するだけでなく、世界を支配するための力を欲し、人も魔も利用して、悪逆の限りを尽くしていた。ただ、その醜悪さが滲む恐怖は、人ではない存在だからこそ、種族が違うゆえに、人の常識が通じないモノ、そこに由来していた。
    一方で、今回の古田は人間だ、種族としては。けれど、人間であるが故に、その欲はおぞましく、凄惨な悪業を重ね、しかも、血に酔い、死体を弄び、快楽を貪る、正に外道。それゆえに、ただただ、恐ろしかった。
    そんな古田の、人の道を外れた邪悪さに気圧されながらも、恐怖よりも怒り、そして、何より、仲間を守りたい気持ちが勝ったてつしの決断と行動に、心が奮えなかったファンはいまい。
    苦しんでいる人を多くでも助けたい、そんな覚悟を持って、これまで多くの怪事件に挑み、その結果を心身に刻みつけてきたてつしだからこそ、自分がどれだけ言葉で訴えようと、術で痛い目に遭わせようとも、決して改心しない、と確信できる古田の残虐性を目の当たりにして、これ以上、犠牲を出さない為に、「救わない」、それだけでなく、地獄に落とす、その選択をした、心の強靭さ、熱かった!!
    間違いなく、このあたりを描いている時、みもり先生、脳汁がドパッてたな。
    一端の術者として非情な決断を下せたてつしと、そんな弟の無鉄砲な行動に、本気で怒りを露わに出来る竜也の愛、二人の兄弟の絆にもグッと来るってんだから、もう、この(5)は最高、と評価するしかないではないか。

    この台詞を引用に選んだのは、元から好きだったてつしが、もっと好きになったから。
    小学生にして、ここまでの強さを持っているってのは、てつしが人の縁に恵まれているからだろう。
    だから、てつしは、自分を強くしてくれる人が、凶悪な存在に傷付けられた時、最も、激しい怒りを露わにする訳だが、今回、てつしは、今まで以上の怒りで、激しい怒りではなく、静かな怒りでキレている。
    小学生が、こんな目の据わり方をしちゃダメだろ、と思ってしまうほど、今回、てつしは古田の悪行を許せなかったんだろう。
    一線を越える、この体験が、てつしに、どのような影響を与えるか、そこは解らない。
    けど、てつしは、この怒りをコントロールし、今後、「相手を殺す」って選択肢が出現したとしても、安易に、そちらを選ばず、冷静に熟考して、自分の良心に従った選択をする、と断言できる。
    何故かって? それは、てつしには、いつだって、リョーチン、椎名が傍にいるからだ。
    『命と引き換える覚悟があるのなら・・・これは切り札だ・・・』
    「止まれよ、ゲス野郎」
    「・・・諦めの悪い子だね。泣き喚きもしない。恐怖に震えもしない・・・可愛げがないよ。さあ、もう終わりにしよう」
    「地獄に行くのは」
    『敵の業が深ければ深いほど』
    「てめぇだよ」
    『巨大な魔が降りてくる』
    「アラト―――――ル!!!」(by地獄堂のおやじ、てつし、古田)

    この台詞もぜひ、推したい。
    アニメや漫画の中で登場する、煽り文句に対する返しの秀逸さを評価し、気にっている台詞を紹介するスレがあるけど、私としては、ぜひ、これを挙げたい。
    「地獄も住めば都、だぜ、神父さん」(byてつし)

    これもまた、てつしの覚悟の強さが見える台詞なので紹介したい。
    てつしは学校の勉強こそ不得手ではあるが、決して、馬鹿ではないし、無知でもない。
    人として大事なモノを、この年齢でちゃんと持っている。
    そうでなかったら、人知を超えた存在と対峙する術師の世界には足を、自分の意志では踏み入れないだろう。
    霊、妖、そして、神と相対してきたてつしは、その怖さを知っており、今回は、人の悍ましい面を見て、新たに学びを得た。
    その上で、自分で選んだ道を進む、仲間と共に進んでいく、と決めた。
    兄である竜也が、自分を、あれほど烈しく怒ってくれるほど愛しているのを承知の上で、その決断をして、あえて、それを竜也に表明するのは、最高だ。
    しかも、竜也が、愛弟の覚悟を汲んだ上で、約束を交わしてくれ、と頼むのが、心を熱くしてくれる。
    絶対、みもり先生、このシーン、感涙しながら描いてたわ。
    「竜也兄・・・」
    「ん?」
    「ごめんな・・・俺な、幽霊を見た事あるんだ。妖怪も、死神だって、目の前で見た事ある・・・でもな・・・あいつが、一番、怖かった。超能力も、霊能力も持ってない、ただの人間なのに、妖怪よりも死神よりも怖かった・・・妖怪よりも死神よりも許せなかった。だから、俺、腹くくった。死ぬかもしれないって覚悟した。でなきゃ、勝負できなかった」
    「・・・何故、そこまでする必要があるんだ」
    「分かんねぇ・・・きっと、それが運命ってやつなんだ。竜也兄には、一番、心配かけると思う・・・ごめんな。でも、地獄堂のおやじが言ったんだ、俺には強い右腕と左腕がいるって。俺とリョーチンと椎名の力を合わせたら、俺達には三倍以上の力が出せるんだ。だから、俺達を信じてくれ。きっと、いつでも、どんな事でも、乗り切ってみせるぜ・・・!」(byてつし、竜也)

    「・・・・・・一つ、約束しろ、てつし。俺より先に死ぬな。一分一秒でもいい・・・俺より先に死ぬなよ・・・!」
    「・・・・・・約束する。絶対、約束する・・・!」(by竜也、てつし)

    そして、これですよ、これ。
    三人悪と地獄堂のおやじの間にある、師弟の絆、これはグッと来ます。
    あのオヤジが、ここまで言う相手だったのです、殺人鬼・古田は。
    改めて、自分達が、どれほどヤバい相手に挑んでしまったのか、を痛感した上で、親父の中にある自分達への愛を実感し、勝利と生還に感謝する、良いシーンです。
    当人としては、師匠じゃない、と思っているんでしょうけど、こうやって、ちゃんと評価してくれるあたり、おやじは良い師匠ですよね、絶対。
    基本的には冷酷だけど、無情ではなく、てつしたちの決断を見極め、懐へ迎え入れる、と決めた先達として、導く義務がある、と覚悟をしているのでしょう。
    この誉め言葉を口にした時、親父はてつしたちに向けなかった顔に、どんな表情を浮かべていたんでしょうね、みもり先生。
    「おやじ、俺ら、上手くやった・・・だろ?」
    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よくぞ、生きて戻った・・・・・・」
    「~~~~~~~~~・・・っ!!」
    (やっぱり、危険な相手だったのか・・・!生きて戻っただけで褒められるほど―――――・・・!!生きてて・・・良かった・・・!)(byてつしたち、地獄堂のおやじ)

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    2025年09月21日

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