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Posted by ブクログ
え?
神栖麗奈さん…ですか…
たしかに此処にいますけど……
あの、あなた誰ですか?
部外者に学園内の情報をお教えすることはできません。
お引取り……え? 麗奈さんの落し物を?
これは、たしかに麗奈さんの学生証ですね…
失礼いたしました……では、ご案内いたしますね…
ですが、麗奈さんはお会いになってくださいますかね……
あ、いえ、こちらの話です。
最近、誰も麗奈さんをお見かけにならないのですよ。
え? この人型の白線ですか?
ここに麗奈さんは落ちてこられたのです。
ほら、見えますか? あの屋上の鉄柵…あそこからお飛びになられたのです。
ここでお散りになるために……ほんの数日間だけですけどね!
? 神栖麗奈は死んでいる? ふふ、愚かな人はそうおっしゃいますけど、麗奈さんが死ぬはずないんですよ。
あの、神栖麗奈さんが…絶対に死ぬはずがないのです。
証拠? そんなもの、これから麗奈さんに会うのですから、それが証拠でしょう?
なにをおかしなことを……え? 帰る…?
そうですか。。。勿体無いですね。
では、これは私から……あら、足のお早いお方ですねぇ…
ふふ、本当に勿体無いことを…
あなた方は、帰ってしまったりしませんよね?
麗奈さんにお会いになってください。
どのみち、ここから引き返すことは不可能ですけどね…ふふ、ふふふふっ……
Posted by ブクログ
『僕らはどこにも開かない』と同じ作者さんの本です。
これは続編に当たり、『神栖麗奈は此処にいる』が一巻に当たります。
最初はそれに気付かず、「間違えて買っちまったぃ!」と慌てたものですが、あんまり深く考えずに読めば読めない事もないです。
『いる』とは違い、範囲は神栖麗奈の所属していた女子校の話です。つまり、神栖麗奈の死ぬ前のお話です。
時間がシャッフルされていて、一番最後に神栖麗奈の気持ちがわかるという構成になっています。
自分は『いる』より『散る』の方が圧倒的に好きです。女子校というものに神聖さを感じているという単純な理由です。
私が、屋上と飛び降りにロマンを持ったきっかけの本です。
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