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Posted by ブクログ
一心が語る八雲の驚くべき過去、その少年時代について描かれている作品「絆」。当時の八雲はずっと孤独を愛し、心を閉ざしていた少年だった。彼は幽霊が見えるということだけで周囲から煙たがれていたのだ。
主要人物は高岸明美、中学教師である。彼女は中学生の八雲に初めて心から接しようとした人物だろうと思う。おそらく彼女と出会わなければ八雲はシリーズ内の八雲とくらべ随分孤独で悲しくそして周りを憎む人物になっていたかもしれない。
中心は勿論八雲と明美だと思うけど、個人的には後藤刑事に強く引かれるものがあった。この時の八雲は自分の赤い瞳に悩んでいた。その苦しみを明美や一心が共に支えようとしていたが、後藤も「お前は特別なんかじゃねぇ。ただのがきだ。霊が見えるからどうした?そんなもんたいした問題じゃねねぇ。だから負けるな」と八雲の背中を見てつぶやいている。
おそらくその言葉は当人には聞こえてないだろうけど、後藤も一心や明美と同様に口は悪いが八雲を支えようとしているんだと思うと、八雲は決して不幸なんかじゃないと感じました。
Posted by ブクログ
霊を見ることのできる赤い左目を持つことから、警察の捜査にも協力する大学生、八雲。
本作では、幾つかの事件を解決に導いている八雲の過去、中学生時代の事件2つが、叔父一心と刑事後藤によって語られる。
5巻の次に出されたようだけども、僕は6巻<上><下>を読んだ後になってしまた(勘違いから)。
この過去があるから、現在の物語がより深みを増している・・・そんな内容。
主人公八雲を含め、お決まりのキャラクタの変化ぶりと変化しなさぶりが読み取れておもしろい。
善くも悪くも、心理描写と行動様式がワンパターンで、それが「心霊探偵八雲」の落ち着く所でもあるんだけど。
6巻(既読)は大転換だったので、7巻以降も楽しみだ。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
一心の口から語られる驚くべき八雲の過去に、晴香は涙する―中学教師の高岸明美は、他人を寄せ付けず、寂しげな目で教室にたたずむ1人の少年のことが気になっていた。彼の名は斉藤八雲。“幽霊が見える”と噂され、クラスメートから疎まれる孤独な少年を、明美は必死に理解しようとするが…迫りくる恐るべき事件の影、その先に待ち受ける最大の悲劇、その時八雲は!?謎に包まれた過去が明らかになる、衝撃の八雲少年時代編。
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【目次】
それぞれの願い
亡霊の叫び
添付ファイル 憧れ
あとがき
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