嶋津輝の作品一覧
「嶋津輝」の「カフェーの帰り道」「読楽」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「嶋津輝」の「カフェーの帰り道」「読楽」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大正時代から昭和の戦後間もない頃までを舞台に、カフェー西行で働く女給たちの人生を描いた物語です。時代の移り変わりの中で、それぞれの人生が少しずつ重なり合い、つながっていく様子が丁寧に描かれています。
登場人物たちは皆、決して平坦ではない時代を生きていますが、人との偶然の出会いや何気ない会話がきっかけとなり、少しずつ人生が良い方向へ動いていきます。特に、女給同士の関係や、お店に集う人々とのあたたかな交流に、読んでいて心がほっとします。
戦時中を扱った作品には重く悲しいものも多い中、この作品はそうした時代背景を持ちながらも、人のぬくもりや支え合いを感じさせる穏やかな物語です。人物描写も生き生き
Posted by ブクログ
素晴らしい。
これこそ映画化やドラマ化されたら面白いと思うし、大ヒットするだろうと思える作品でした。
当然のことながらスマホもない、インターネットもない、テレビもない、現在とは比べるまでもなく娯楽が少なかった戦前に、それでも人生を謳歌していた女性たち。
そんな時代が続けばいいと思いながらも、戦中の重苦しい空気に作品が支配されてしまうのが辛かった。
そして希望の見えてきた戦後。
戦後を生き抜いた人たちのバイタリティには、本当に頭が下がるし、その人たちのおかげで現在の繁栄があり、そして自分たちがいる。
そのことには本当に感謝しなくてはならない。
この本を読むにあたっては、涙なしではいられなくなる
Posted by ブクログ
【第174回直木賞受賞作】
東京・上野のカフェーで女給として働いた、“百年前のわたしたちの物語”。
という見出しをAudibleで見つけて聞き始める
戦前・戦中に必死に生きる人達と言ってしまえばそれだけだけど
最後 戦後 5年目 17歳の郁子の言う「私は職業 夫人を望むのかもしれない、でも もしかしたら このままがいいのかもしれない、だって飢えることも 人が死ぬことも母や兄がなくなって悲しむこともなくなった今この状態が続くのが」というのは 印象に残る。
今は皆が満ち足りて希望はどんどん膨らんでいく。マズローの5段階の欲求。生理的欲求 生命の危機が脅かされている時の普通に生きる幸せを見た。幸せ