竹沢尚一郎の作品一覧

「竹沢尚一郎」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ホモ・サピエンスの宗教史 宗教は人類になにをもたらしたのか
    現在、経済が相対的に好調な国家は、法体系でいうと英米法と北欧法の国家だ。
    本書を読むと、これらの国は宗教改革によって登場したピューリタニズムと不可分の関係にあることがわかる。
    合理性と自由を尊重する地域が成長を続ける一方、日本のように秩序や和を重視する国家は取り残されるのではないか、本書の内容とはズ...続きを読む
  • 社会とは何か システムからプロセスへ
    本書は、社会人類学を専門とし、

    現在は国立民族博物館教授である著者が、

    「社会」のあるべき姿を考察する著作です


    筆者は、ホッブス、ディドロ、アダム・スミス、デュルケーム、コントなど

    近代社会科学の基礎を作った思想家たちを概観したうえで、

    今日における社会統合の困難の一として、フ...続きを読む
  • 社会とは何か システムからプロセスへ
    前半を中心に多くの部分を割いて、西欧を中心とした社会学の進展について概観し、後半部分を中心に、「社会とは何か」という問いについて筆者の答えが提示される。
    社会学の入門書としては有用であるが、主題である「社会とは何か」という問いに明確な回答が成されたかは甚だ疑問。
    今後スピノザなどの古典的名著を読む上...続きを読む
  • 社会とは何か システムからプロセスへ
    「社会」をテーマにこの言葉の変化を
    歴史的変遷を説明し,事例をあげながら解説している.

    君主制の中世ヨーロッパのフランス革命時の「社会」
    イギリスなどの工業化が進む時代の「社会」などである.

    ひとまず全部読んだが、あとで読み直すことになる.
    感想はその時に追記.
  • 社会とは何か システムからプロセスへ
    [ 内容 ]
    「社会」という語は、どのような意味や役割を担わされてきたのか。
    十七世紀以降のヨーロッパで、それは初め、統治や富の増大を目的に国家が介入する空間として認識された。
    後に、貧困・暴力・不衛生など、「社会的な」問題が拡大し、それに対処するための対象となった。
    社会を複数の要素からなる複合的...続きを読む

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