岡本仁の作品一覧
「岡本仁」の「今日の買い物[新装版]」「ぼくのおやつ地図」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
"はじめに"を拝読した時点で夢中になり始めた。中を少しも見ずに買って、コーヒーの専門知識だらけでちょっと後悔…となる心配は杞憂だった。店内の雰囲気、スタッフ・オーナーの人柄がメインでそれぞれの店が語られている。たまに出てくるチェーン店の紹介も個人的には好きだった。肩肘を張らない感じがして。
また、筆者がそれぞれの街で1つは行きつけのお店を作っている姿も素敵だった。そして、好みを読者にドンと伝えてくる文章力も魅力的だった。とにかく行きたいお店がたくさんで、本を読むという目的だけではなくて、店の雰囲気を味わうことも大切にしたいと思った。
出かける前に手に取って、気になるお店をチェックしてから出かけるのもいいなと思う。"コーヒーと音楽"のところは自分の趣味趣向から外れていたので流し読みにはなった。これは自分の問題。
自分は、とにかくホッとする・時間がゆっくり流れるような喫茶店が好きかな。
Posted by ブクログ
写真と文章で著者のお気に入りのおやつが紹介されています。日本各地と一部世界のお菓子たち。
一見地味なおやつばかりなんですが、とても美味しそう。映えとか話題性とか情報とか関係なく、ただ好きという気持ちが伝わってきます。
とびきり可愛いパッケージデザインのお菓子も沢山紹介されていて、ビジュアル的にも見ているだけで楽しいです。
肩肘貼らない感じがとても心地良いエッセイ集でした。
食べてみたいおやつが沢山ありました。
長野県上田の飯島商店の「三宝柑福居袋」、長崎県の岩永梅壽軒のカステラ、愛知県の大口屋の「餡麸三喜羅」はぜひ食べたいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
つい数年前まではファストファッションが大流行りだった。予算をかけずに今をあらわすデザインを求め、飽きたら捨てる。
そんなファストファッションも斜陽だと言う。いまは飽きたらメルカリやZOZO USEDで高値で売れる、ブランドものを買うのだと。
なるほど。あとがきに登場する平野紗季子さんも、そのように書いていた。
2005年に発刊された『今日の買い物』新装版が先月末に再販された。日本のお買い物事情は14年前とはかなり変化を見せていた。
『いまや情報量が爆発的に増え、買い物が楽しみではなくストレスになる世の中であるらしいから、買い物を投票と考えてエールを送るように何かを手に入れる、一度お金を払って自分のものにしてみないと何も学べない世代の愚かさを笑われるだけかもしれない。』まえがきより
そうなのだ。
バブルの生き残りだった私たちは、買って使って自身で確かめる。
応援、投票するように買い物をする、最後の世代なのかも。
岡本仁さんは、買い物にまつわるエトセトラな想い出を綴り、敬子さんはモノそのものについての溢れる愛情を表す。
エッセイを書けるほど想いがあるお買い物は幸福だ。