著者は長年ヘッジファンドでマネージャーをされていた方で、これまで読んだ教則本とは少し毛色が違うものであった。
特に、昨今多く見られるテクニカルチャート派ではなく、ファンダメンタルズ派のものであるのが特徴的。
ヘッジファンドのマネージャーはほとんど(9割近い)がファンダメンタルズにより、投資対象を決め
...続きを読むているのだという。これは結構意外でした。
また、実際に日本株で売買できるのは800銘柄くらいで、残りの大半はヘッジファンドとして買いたくても買えない銘柄なんだそう。
情報の質・量絶対勝てない機関投資家に勝負を挑むには、ヘッジファンドが触らないような残った会社で個人投資家は勝負していく必要がある。
そのためには、時価総額、対TOPIX、売上、営業利益の伸び、ROE、フリーキャッシュフロー等を考慮に入れ闘う必要がある。
また、これまで株式投資をしてきた人であれば、自身が利益を出してこれた(より多くの利益を勝ち取れた)期間を把握することが大事。