作品一覧

  • 生きる自信の心理学 コスモス・セラピー入門

    生きる自信の心理学

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻770円 (税込)
    落ち込み、劣等感、虚しさ、不安――。現代人の多くは、他人や社会の評価に振り回され、自信喪失に陥っている。そんな時代に、揺るぎない自信を確立する特効薬はあるのか? 本書では、アドラー心理学や論理療法、トランスパーソナル心理学、さらに現代宇宙論や進化論を手がかりに、生きる意欲と自信を深める理論とワークショップを紹介。まず、自信と傲慢、うぬぼれ、優越感の違いを考える。ほんとうの自信とは「自己承認」と「他者承認」がバランスよくある状態なのだ。しかし、他者承認とは必ずしも社会のものさしのことではない。なぜなら、それは時代や環境、その共同体の特性によっていかようにも変わるものなのだ。ならば「無条件の絶対的な自信」など確立できるのだろうか。著者は、<私>と<大地・宇宙>のつながり感覚の回復、つまり<つながりコスモロジー>の復権が、自信喪失=ニヒリズムを超える哲学だという。数々の教育現場で効果実証済みの心理学講座。
  • 自我と無我 <個と集団>の成熟した関係

    自我と無我

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻720円 (税込)
    「自我の確立」と「無我の境地」。めざすべき人格のあり方はどちらか? 現代人は自我を強調するあまりエゴイズムに陥ってしまった。一方、無我とは滅私奉公であるとの、歴史的誤解への反省も、いまだ曖昧である。本書では、大乗仏教の唯識学と現代アメリカの哲人・ウィルバー思想、さらにスイスの発達心理学者・ジャン・ピアジェの理論などを手がかりに、自我と無我の本来的意味を整理する。「無我の空の関係」「自我とエゴイズムの違い」「未我→自我→無我の成長プロセス」などをわかりやすく解説。その上で、自我と無我の対立概念を超えた大いなる宇宙観(コスモロジー)を提唱。人間の心は誰でも覚りに到達する可能性を秘めていることを理論的に証明する。東洋宗教と西洋心理学を統合し、理想の人間性を追求した思想的メッセージの書である。まさに、日本精神史百年の葛藤を解消する好著である。
  • 仏教とアドラー心理学 自我から覚りへ

    仏教とアドラー心理学

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,530円 (税込)
    うつ、神経症、心身症、不登校、引きこもり、リストカット、自殺、いじめ、非行、薬物依存など、心と行動に関わる深刻な問題が山積する現代日本。仏教と心理学を統合したアプローチにより、適切で有効な理解と対処法を提示する。

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  • 唯識で自分を変える : 仏教の心理学ガイドブック

    唯識で自分を変える : 仏教の心理学ガイドブック

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 難解といわれる唯識をイラストをまじえて平易に解説。“ワーク”を通して人の心の内面に迫り、迷いや悩みを克服し力強く生きるための実践的な唯識入門書。

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  • 唯識と論理療法 仏教と心理療法・その統合と実践

    唯識と論理療法

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    現代の日本人が、仏教と心理学・心理療法の両方を統合したかたちで、日常生活に活かして使うためのヒントがつまっている。

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  • よくわかる般若心経 二七六字の本当の意味が見えてくる

    よくわかる般若心経 二七六字の本当の意味が見えてくる

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻620円 (税込)
    「空」とは何か。「無」とは何か。仏教の教えのエッセンスともいうべき『般若心経』は、この「空」と「無」の意味をわずか二七六字で簡潔に説いた、千数百年前から伝わる日本人にもっとも馴染み深い経典です。本書は、自己流の座禅を続けるなどして『般若心経』の意味をとことん追求した著者が、自身の体験を例にしながら、『般若心経』の真髄をわかりやすく解説します。「それだけでいつまでもあるものはない」「空と空しいはこうちがう」「どうすれば苦しみがなくなるか」「人間も空である」「心はどんな順にさわやかになるか」など、難しい言葉を使わず、『般若心経』を学ぶ人が抱きやすい疑問を徹底的に追求しています。その結果、目の前が開けてくるだけでなく、日本の精神的な伝統も実感できるようになるのです。『般若心経』の真髄ともいえる「空」と「無」の思想が、体に染み込むようにすっと理解できる、絶好の入門書。『わかる般若心経』を改題。

ユーザーレビュー

  • 生きる自信の心理学 コスモス・セラピー入門

    Posted by ブクログ

    もう大学を卒業して十年以上過ぎますが、

    在学していた時に岡野先生の講義を受講していました。
    岡野先生の人柄に強く惹かれたのを覚えています。

    今も以前も、「生きる」ことに不安を抱えた若い人は少なくないですが、
    国際的調査を見ると、日本の若い人の自尊心の低さは、際だっています。

    「自分に自信がない」、「将来は明るくない」と答える生徒は、
    7割~8割程度と、先進国ではダントツに高い水準です。
    一番可能性を感じる時期なのに、その可能性を感じることができないのは、
    本人の問題というより、日本社会全体の問題です。

    岡野先生は、コスモロジーという概念で、あらゆることへの「つながり」を、
    強調しています。これが、生きる自信につながるということです。

    最初の授業でアンケート調査をやり、現時点での自分への自尊心を測定し、
    最終講の時に再度測定して、「どう変化したのか」を自分自身で感じることが、
    授業の目的でした。

    8割ぐらいの学生は、自分に自信が芽生えるようになったはずです。
    ただ、これは対処療法で、根本治療にはなりえない印象でした。
    それほど、若い人を取り巻く環境が深刻なのでしょう。

    今、日本を見渡せば、政治、経済、そして教育、全てが行き詰っています。
    良い方向に進んでいるという実感を得られる人は少ないでしょう。
    そういう状況の中で、自信を持って生きることは、非常に難しいことです。
    ただ、岡野先生のように、信念を持って、行動している人がいます。
    もしかしたら、これこそ、自信の根源かもしれません。
    岡野先生は、ほかに論理療法の専門書も書かれています。
    どれも、岡野先生の人柄を感じられるもので、手に取ってみることをおススメします。

    0
    2018年04月04日
  • 唯識と論理療法 仏教と心理療法・その統合と実践

    Posted by ブクログ

    2012.01.26
    現代的な無畏施(むいせ)?
    *みんなを「安心して生きられる心の状態にしてあげる」こと

    欲望の否定から欲求の肯定へ?
    *自我を否定して無我になることが仏教の目標ではない
    *八識的なパーソナリティから四智的なパーソナリティに成長すること
    *マズローの「基本的欲求」=自然で健康な欲求
    *「神経症的欲求」≒煩悩

    0
    2012年01月26日
  • 自我と無我 <個と集団>の成熟した関係

    Posted by ブクログ

    私自身がトランスパーソナル心理学にもにも関心が深いので、この二分野を基盤に発言する岡野氏の著作はほとんど読んできた。が、この本はとくに興味深い。

    まず戦中の大多数の仏教者が積極的に戦争協力の発言をし、「無我とは滅私奉公である」「無我とは天皇陛下のために死ぬことである」と説いていたという。禅僧も含め、戦前の仏教指導者たちは「自我を滅ぼして国のために尽くすことが無我だ」という混同に陥っていた。

    ほとんどの仏教者がそうだったという事実に驚くと同時に、今はその過ちを認識できる歴史的状況になったが、「私があの時代に仏教界の責任ある地位にいたら、本気で同じことを思い、発言していたかも知れない」という洞察にも、ある種の感動を覚えた。

    自我と無我をめぐる戦前の(そして現代にまで至る)思想的な混乱をトランスパーソナル心理学と唯識仏教の視点から整理し、批判するときに開ける展望の新鮮さ。

    この本の中の印象に残った話に以下のようなものがある。戦時中、中国・満州で説法し、兵隊に「国や天皇陛下のために死ぬのが仏教精神だ、思い残すことなく死ね」と説いて回った禅僧が、戦後も宗派の管長として大きな仕事をしていたが、反省して戦後だいぶたってから南方に遺骨拾いに行った。「あの状況下でつい死ねと云ってしまったが、せめて償いにお骨を拾ってお弔いをする」というのだ。

    岡野は、この禅僧に心情的な反省はあっても、どうして戦争協力に至ったかの思想的な反省はないと指摘する。 仏教的な「無我」と「滅私奉公」を安易に混同してしまったところに、戦前・戦中の仏教や禅宗の、思想的未成熟があるのではないかと云うのだ。

    この話を読んで最初に私が思ったのは、禅宗では覚醒、純粋経験など体験的なものが重視されるが、時代状況や歴史のそれぞれの局面で間違いを犯さないためにも、知的・思想的な探求や体験の位置付けが本当に大切なのだなということ。

    いくら体験が大切だと云っても、知的な探求を怠ってはならないこと。知的な探求も同じように大切だということを肝に銘じなければならない。 と、同時に、本当に覚った人が戦争協力などするのかという疑いもいまだに残っている。 本当に覚った人が、国家エゴがぶつかり合い、それに駆り出されて無数の人々が殺し合い死んでいく戦争を是認することなどありえるのか、それは本当に知的・思想的探求の不十分さだけによるのか。

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    2010年05月05日
  • 生きる自信の心理学 コスモス・セラピー入門

    Posted by ブクログ

    この本は、入門的なハウトゥーものかなと購入を少し迷ったが、読んでたいへん面白かっ た。現代日本の教育の根源的な問題について非常に大切なメッセージがこめられた本だ。

    前半は、「身体感覚をとり戻す」「自己能力感を確立する」「自己価値感を確立する」 「認め合う人間関係を作る」等の観点から、シンプルだがなるほどと感じさせるさまざまな ワークが紹介されている。

    後半は、現代科学の宇宙論の視点から、宇宙には自己進化、自己組織化に向かう方向性が あり、その方向性の中にその一部として人間も存在するというコスモロジーを提示する。

    近代科学の還元主義的な世界観を暗黙のうちに押し付ける現代日本の教育のあり方に対し、 自分の命の意味を納得できるような新たなコスモロジー教育の妥当なあり方を示したと言え よう。もちろん今、自信をもてない若者が読んで自分でワークをすれば自信が取り戻せるよう工夫 されて書かれており、むしろそのように読まれることを主眼としている。

    著者が大学生に以下三つの質問をすると、
    1)人間は死んだらどうなると思うか?⇒70~90%が、死んだら無になる、灰になると答える。
    2)自分がいちばん大切と思うか?⇒70~90%が、ハイと答える。
    3)自分に自信があるか?⇒70~90%が、ないと答える。

    つまり「自分がいちばん大事だ」と思っているが、「その自分は死んだら無になる」と思 っている。とうことは、自信をもちたいと思っても、その自分はやがて死んで無になるから 頼りにできない。これが現代の若者の自信のなさの一般的な構造だと著者はいう。

    死ねば無に帰するという考え方の背景にあるのは、学校教育の暗黙の前提となっている 「物質還元主義科学」、すべてのものは物質的な要素に還元して理解されるという世界像だ。 人間の生命も死ねば、ばらばらな原子に還元されて無となる。これが唯一正しい真理であるかのように教えこまれる。  

    「いちばん大事な自分も、死んで無になる」、つまり「最終的に意味がなくなる」、とい う究極の自信喪失=ニヒリズムが、現代日本人の心理の背後にあるというのが著者の推測であ る。

    この分析は、構造的に的確だと感じる。かなり確かな事実だと思う。問題は、しかしどう すればよいのかということだ。近代科学的な世界観に対抗できる世界観=コスモロジーをどこに求めればよいのか。たとえそれがあったとして、宗教的なものにアレルギーをもつ公教育の現場で、どう教えればいいのか。

    そこで著者が提示するのが、現代科学の最先端の成果をもちいて、ビッグバンから人類の 出現までの宇宙の進化を一貫した流れとして学習することである。そうすることで、コスモス・宇宙の進化は偶然の産物ではなく秩序と方向性がある、その方向性の中に私たちひとりひとりも生きていることを示すことだ。

    ワークとしては、宇宙進化の壮大なドラマをイメージ豊かに感じ取るなどの練習が行われ、著者は全体としてこれらをコスモ・セラピーと名づける。その成果にはめざましいものがあるようで、自信がないといっていた参加者たちの90%が自信が湧いて来たと答えるそうだ。

    これは、基本的ないくつかのワークを土台にし、「物質還元主義科学」の世界観をくつが えすような宇宙像を実感してもらうワークで、若者の心の中の構造的な自信喪失が克服される結果だろう。

    宇宙進化の背後にある大いなる意図のようなものを現代科学の成果をもとにした体系的な 宇宙進化論を通して感じ取ってもらうというのがこの試みだ。私などは、物質還元主義 世界観を超える世界観の提示としては、今ひとつ物足りない。たとえば「死後」というよう な問題には立ち入らないところなど。

    しかし、教育現場で宗教的なものに足を踏み込まずに、若者がニヒリズムを打ち破るため には、非常に有効な第一歩だと思った。

    現代日本の教育にとってもっとも欠けている面、それゆれに若者の心を蝕んでいる問題を 克服するために、多くの人が受け入れやすい重要なメッセージと素晴らしい方法を提示した本だと思う。

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    2010年06月11日
  • 生きる自信の心理学 コスモス・セラピー入門

    Posted by ブクログ

    著者である岡野先生(非常勤)の講義を受けています。600人ほど受講登録されて平均的な出席人数は400人ってとこでしょうか。そして僕はその中でもかなりやる気のある部類に入っていると自負しております(笑)まぁ僕以上に友達がえらく熱心で;なんと5名しか参加しなかった講義後の自然観察にも参加したぐらい。その講義内容はというと・・・戦後教育によって現代人にできた心の穴を埋めようと試み、現代科学と仏教・霊性を混在させた(どっかの新興宗教の類の発想に似てますが違いますよ。)宇宙観によってその解決をしていこうという講義内容です。まだ前期しか受けてないですが大事なところを挙げるとすれば『アインシュタイン以降の現代科学によれば万物は一つの宇宙エネルギーに還元できる。だから万物はみな等価なものであるのだ。どういうことかというと人間/動植物・地球/宇宙などの区切りは存在せず、万物は宇宙そのものだということ。もちろんあなたもわたしも、そして犬も猫も植物も空気もみんな同じ、我々は一つのものであったのだ。だから人間が特別、自分が特別ということは万物の理念にそぐわないものであり、だからエゴイズム・快楽主義・ニヒリズムなどの精神的な問題が発生するのだ。環境問題も人間のおごりである。我々は46億年の時をわたる宇宙の子孫であり、宇宙の流れの中に生きるのである。だから生きることはそれだけで美しい。』・・・という感じでしょうか、ちょっと不正確かもわかりません。まぁ読めばわかります。とても説得力のある講義で、言われたように考えてみればなるほど世界が違って見える。ただ授業内容ゆえに大学内でも宗教セミナーではないのかという批判が絶えないのだといいます。まぁたしかにきわどいところです。少なくとも自己啓発セミナーであることは疑いようもないかと・・・・、まぁそのへんは本人もそのつもりなのだということは本を読めばわかります。でも後期授業はもっと専門的なところをやるというのでここからより科学的になっていくのでしょう。楽しみです。

    ただここまで啓発的なことを言われると、どーしても突っついてやりたくなるのが性というもので(笑)岡野先生の行動・言動を逐一観察して口だけではないかを確かめてやろうと・・・・嫌なやつです(笑)とりあえず宗教みたいにだけはならないでほしいと祈るばかりです。余計なお世話でしょうが。

    0
    2009年10月04日

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