スーザン・フォワードの作品一覧
「スーザン・フォワード」の「となりの脅迫者」「毒になる親 完全版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「スーザン・フォワード」の「となりの脅迫者」「毒になる親 完全版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
もう30年前の著作になるそうだが、全く古さを感じさせない内容。一部には親に責任を全て押し付ける単純な二元論が毒親が受けた背景だというが、この本は別に親を悪魔化はしていない。シンプルに子ども時代に自分がされたことについて自分には責任がないと言っているだけだ。その責任は親にあると。責任がある=親が悪いと誤読すれば確かにそうかも知れないが、親の行為にはを背景があり、それは親自身もそういう育てられ方をしたからだと本書は言っているが、それだけでないことは我々は既に知っているはずだ。社会での過剰なプレッシャー、生活のための愛のない結婚、そういった歪みが家庭にあらわれ、もっとも弱い立場の子どもがはけ口にされ
Posted by ブクログ
二章 義務を果たさない親
この部分が特に自分には響いた。
子供が辛い状況に置かれた時に話を聞いたり、寄り添い心のケアをすることは【親が当然子供に行うべき義務】とのことだった。
これをしてもらえなかった子供は、自分には生きる価値がない、誰にも愛されない存在なのだ、と考えるようになる。
まさに自分がそれだった。
こういう風に扱われた子供を"透明人間"と本書では表現していて、別作だが、『輪るピングドラム』で子供たちが子供ブロイラーという工場に連れて行かれ、ベルトコンベアに載せられ一人一人透明にされるシーンはこのことを表していたのかと本書を読んで気付くことができた。私もあの子供処
Posted by ブクログ
今ではメジャーな概念になってきた、「 毒親 」toxic parentsの先駆けであり、自らカウンセラーとして現場に立つ著者による本である。毒親が子に与える影響は甚大である。
毒親には以下のような特徴がある。
毒親の影響は、汚染のように広がっていき、代々受け継がれる、すなわち、毒親の親も毒親なのだ。
毒親は子供のためと言いながら、実は、親に対する依存度を大きくすることによって、自分の立場を守ろうとする自己中心的な性格。
ネガティブな感情を、本来向けなければならない対象から逸らせ、より容易なターゲットである子供に感情のはけ口を持っていく。
自分自身に強い恐怖や不安、不満があり、子供なしでは自